ステート・フェアの作品情報・感想・評価

「ステート・フェア」に投稿された感想・評価

アメリカの古き良きアイオワ州を舞台に、年に一度の共進会への出展に心血を注ぐ家族の心温まる人間ドラマを描いたロジャース&ハマースタインによるミュージカル。

共進会(State Fair)とは、アメリカの各州で、農作物や家畜の品評会や、カーニバルのような娯楽施設の要素を掛け合わせた毎年恒例のレクリエーションのこと。今や楽しいレクリエーションに事欠かない時代ですが、昔はこの共進会めがけて人々は自分たちの持つ財産を蓄えたり、想いを寄せる相手とのデートの場に利用したりなど、かなり重要な機会だったようです。
本作でも、養豚とピクルス?の品評会に命をかけるフレイク夫妻の様子と、その子供達の恋愛模様に焦点が置かれたストーリーになっています。

キャッチーな楽曲はあまりないし、ひたすら続く牧歌的な雰囲気に少し退屈してしまうかなと心配していましたが、とにかく共進会の様子がカラフルかつ楽しげに再現されていて、それだけで思わず観ているこちらまで出掛けたくなりました。さすが監督はミュージカルの名監督ウォルター・ラング。ヒロインのジーン・クレインが着ている花柄のワンピースもすっごく可愛い!
共進会でのデートのシーンも続くのですが、とにかくこちらまでニコニコしちゃう微笑ましい描写ばかりでほっこり。
'It's A Grand Night for Singing'と'All I Owe Ioway'が一番耳に残る曲でしたが、ダンスシーンは極めて少なくどちらかというと歌を楽しむタイプのミュージカルかと。

それにしてもあの豚は大きかったなあ(笑)。飼い主のパパが奥さんを他の男に取られまいとヤキモチを妬くシーンも最高!
すいか

すいかの感想・評価

4.3
学校の図書館にて鑑賞
しっとりした曲調は苦手なのだけれど、アップテンポで明るいミュージカルナンバーで体とか揺れちゃうくらい楽しいミュージカルでした!
ヒロインのドレスもすごい素敵だし、ステートフェアの「アメリカのお祭り」感がすごく素敵に描かれていてほんとに明るい良いミュージカル。王様と私と同じウォルターラング監督だけれど、王様と私も好きだからとても、楽しめた。
もう一度みたいし、ベタベタにミュージカルすぎないなと感じたから、ミュージカル好きじゃない人にもオススメしたい
あやな

あやなの感想・評価

3.1
ロジャース&ハマースタイン2世コンビが唯一映画のために書いた音楽なのだと。当然だが音楽が美しい。
ストーリーは取り立てて面白いわけではないがなんせウォルター・ラングが監督なのである。そして前述のゴールデンコンビ。彼らにしては大したことはないだろうがいや見て損をするほどの駄作ではない。人に勧めはしないが。(もっと良い作品はいくらでもある。)
あとstate fair、共進会というものを知らなかったのだがアメリカ文化研究的に面白い映像資料としても捉えられるのでは?コカコーラ、ポップコーン、ハンバーガーをえらく美味しそうに撮るもんだ。ヒロインの衣装やメイクも抜群に可愛く時代感がある。
全体としては王道ミュージカルを巨匠が手掛けた、十分及第点をクリアした作品と思ってよいのでは?作品がハリウッドミュージカルのようでありながら何処かブロードウェイミュージカル映画的なエッセンスも感じさせたことも付け加えておこう。
ゆきみ

ゆきみの感想・評価

2.5
まぁ無難なミュージカル。ただ単にステートフェアというイベントで出会い愛を育むカップル達の話なので、地味な感じは否めないけどたまにはこういうのもいいなぁ。やっぱり歌のシーンはうっとりしちゃう。