またしても日本らしい映画だなと、虚しさ半分、感心半分という複雑な気持ちで鑑賞した。
原作は直木賞候補にもなった貫井徳郎氏のミステリー小説。
エリートサラリーマン一家惨殺事件から1年。
未だ犯人は…
『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督作品。順番としては『愚行録』が先。
この2作は物語、ジャンルがまったく違うし愚行録は終始不穏な空気が漂っているが蜜蜂と遠雷はピアノの神様ともいうべきか、その優しい視点が物…
和製灼熱の魂
現在と過去を手際よく行き来しながらある真実が立ち上がってくる
撮影監督ピオトル・ニエミイスキとの黄金タッグから放たれるクールで美的センスの塊の様なショットの数々、そして作品のトーン自体…
(C)2017「愚行録」製作委員会