不穏な空気が常に漂っていて何が起こるんだろうと思っていたんですけど観終えてみれば存在そのもの、存在してしまったことの
、悲しみという言葉では足りない途方もなさのようなものであることが分かる。
少なく…
旧友と再会してキャンプをするだけのロードムービー。だというのに、思い出話に花を咲かせるわけでも、互いの現在をすり合わせるわけでもなく、何となく気まずい空気をやろ過ごし続ける異質の作品。そこに流れる確…
>>続きを読むこれちょうど刺さるなぁ…。2人の気持ちがどっちも分かる。
めちゃくちゃ仲良い友達なんだけど、また今度って別れる時、ああもう会うことはないんだろうなって思うことここ数年たまにある。
そんな時温泉と…
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冒頭、鳥のさえずりと地を這う蟻の映像。
自然に癒されたいと思っていた自分にぴったりの始まりで、心がふっと緩んだ。
ラジオから流れる政治的なトークは、旅の静けさとどこか対照的で、この世界が現実であるこ…
ケリー・ライカートの「移動」という観念の捉え方が肌に合う
ライカートのようなインディーズ映画や、最近で言うと『コンパートメントNo6』や、(ロードムービーではないけれど)有名どころで言うと『エンジェ…
このレビューはネタバレを含みます
こんなにも余白が心地よく感じられる作品に出会ったのは、初めてかもしれない。自分の記憶や感情が湧き出るような不思議な映画体験になりました。
特に印象に残っているのは、夜のキャンプでの場面で、カートが…
いい映画だなー、犬も含む3人の関係性が概念としてそのまま表出してるような映画だった。誰かと時間・場所を共有する体験って大事だよなー改めて
温泉に浸かりながら肩に触れるシーン、基本人から触られることに…
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