ブリスフリー・ユアーズの作品情報・感想・評価

ブリスフリー・ユアーズ2002年製作の映画)

Blissfully Yours

上映日:2016年01月09日

製作国:

上映時間:125分

3.9

あらすじ

「ブリスフリー・ユアーズ」に投稿された感想・評価

ミャンマーからの不法就労の男子(ミン)とタイ人の女子(ルン)とおばちゃん(オーン)の話。

上映時間の半分以上ミンとルンはギリギリの感じでイチャイチャしてます。膝枕したりあーんしたり、そしてあんなことやこんなこと…。タイ的萌え系(たぶん)ルンがかわいいのでにたぁ~としながらずーっと見れてしまいます。

たぶんこの映画は性別によって視点が全然違うような気がする。女子はえぐるような女の描き方に、やめてー!と思いながらみることでしょう。男子は、どうなんだろうなぁ。

ヌボーっとした皮膚病の男子を女二人がやたらと世話を焼いたりとか、銃声を聞いて愛人を探しに行く前にちょっと果物をかじっちゃう感じとか。たぶん女じゃないとわからないような細かい描写がいっぱいあります。

ラストのオーンとルンの対比はうへぇ~と思うくらいリアルだった。わーたったこれだけで描ききっちゃったよー!とまたもや鬼才っぷりを発揮していた。すごいなぁと思う反面、映画監督ってやなやつだなぁとも思いました(でもアピチャッポン監督はステキ…)。そして、オーン役の女優さん、演技リアルすぎ。うますぎて「はははー」って笑っちゃいます。

絶対必要なんだけど、世紀の光の比じゃないくらい、これは日本でもカットでしょう?!というシーンが。そ、それは…通常ならボカシが入るべき棒…。「なんだろこれは?」と身を乗り出してしまい最高にはずかしかったです。なんでこれが日本の映倫にひっかからないんだろう。タイでは上映できたのかな。

自分の中の女性性と向き合わざるを得ない映画でした。久しぶりに「おー!そーいや自分は女だった!」と思い出した。それからミャンマーとタイの関係や、タイについて私が無知なので読み違えてる部分も多分あるとは思う。もっとタイについて知りたいと思わせてくれた。
白

白の感想・評価

4.0
森と人里を対比している。森は"世界"であり、人里は"社会"を象徴している。"世界"とはあらゆるものの全体であり、"社会"とは規定された関係性(カテゴリー)の全体である。カテゴリーが言葉によって構築されるものであるとすれば、"世界"は言葉以前のモノになる。
"世界"は目に見えているもので成り立っているようで、得たいの知れないもので構成されている。そして森のなかではカテゴリーを越えた関係に到達する="社会"における関係性が消える。
得たいが知れている人里="社会"は、目に見えないもので支えられていて、カテゴリーがある(医者、僧侶)。人間はカテゴリーに(そして過去に)囚われている。だがそうした輪郭を持たない森のなかで人は自由になれる。
『ブリスフリー•ユアーズ』の作家は、カテゴリーや物語内容(story)を超えて物語る。
mariko

marikoの感想・評価

3.4
どうやって演出したらあんなに自然な演技になるんだろう、ミンとルンの自然体な感じが良い。オーンの森の中での不倫もものすごい大胆。森の中はみんな社会的属性を脱ぎ捨てて解放される場所なのかな
ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.5
序盤はドキュメンタリータッチの長回し、悪く言えばただ撮ってるだけ感の強い映像にアピチャッポンマジックが感じられず、音楽の入れ方もまだあまり切れ味が無いなという印象で結構退屈。
「世紀の光」にも湿疹の症状を訴える患者が出てきた気がするんだけど、何か個人的な記憶があるのだろうか(記憶違いかも)。爪を切ってヤスリをかける。クリームがついた手でサイドブレーキを撫でる手つき。
「ブンミおじさんの森」「真昼の不思議な物体」にも車移動を延々と映すシーンがあったが、本作のが一番退屈だなあ...と思っていると、クレジットが入ってきてびっくり。導入長すぎて流石アピチャッポンの時間感覚だなあと。これ以後アピチャッポンゾーンである森に侵入して、やっと見られる感じになってくるが、今まで見てきたアピチャッポン作品の中でも一番何も起こらないスローな作品だった。
不法入国者の生きづらさも序盤で描かれているが、やはり森に入ると同時に現実の問題は無化され、ただ静かに時間だけが流れる。
これまで見たアピチャッポン作品で最も激しい性描写もある。若いカップルがイチャイチャしているというのにそのシーンは中年カップルというね。ただ、アピチャッポン映画においてはそうであるべきなのかもしれないとは思える。趣旨がブレないようにというか。森の中であることもあり、アピチャッポン作品らしく?人と獣の境界線が消失しているようにも見える。
男性器の形状変化がこんなに堂々とスクリーンの中央に映ったのは初めて見た。「世紀の光」でも勃起描写はあったし、やはりアピチャッポン的には(彼の性的指向もあり)こだわりのあるところなのだろうか。
オーンがルンに向ける真顔に、ときおりゾッとする怖さがある。ルンのオーンへの敵意も明確に述べられる。二人で寝そべるカップルと一人で横たわる女を木々を挟んで映し出す象徴的なロングショットが挟まり、オーンは泣き出す。この辺りを見ていると、やっぱり三角関係なのかな。
ラスト間際のルンの表情がどこか悲しげなのは、ミンの心はミャンマーに残してきた家族に向けられており、やがてタイを去ることを悟っているからであろうか。無人ショットとして二人の秘密の景色が差し込まれ、観客にちらっと目線をやるルンで締める終幕が切ない。
@東京都写真美術館

凄かった。アピチャッポン長編2作目にしてその作家性が存分に発揮された作品で凄みがあった。これでアピチャッポン長編作品はコンプリート。お疲れ様でした。長い道のりだった…

森の中に入っていく人達。木漏れ日の撮り方が素晴らしく、太陽の祝福を全身に受ける男女の姿に感動してしまった。その反面、独りで泣くジェンの姿が、羨望なのか悔しさなのか、寂しさなのか、とても複雑な感情が露わになっていて良かった。

寝起きのまどろみの中に漂っているような心地良い作品だった。まどろんでたら突然、勃起する性器のドアップが写ってビックリした。なかなかモザイクなしってのはないよね…
そのイチモツを弄る少女の顔がまた素晴らしかった。それまではなんのことない演技だったのにあの表情を出せるなんて凄い。

個人的に一番好きなのは水に浮かべた若い男をおばさんと少女が2人で支えるシーン。
ミニシアターとか好きだけどこんなにまでマイナーな映画を映画館で見るの初めてかも?

半分は寝たねごめんなって
みんなが言ってるクリーム塗り塗りシーンが印象的らしいけど記憶にないや

でもこれ存在する人が本当にそのままなってるからどこからどこまでが演技なのかわかんなくて最後の彼等は今…みたいなのにすごくおおってなった
この監督そうゆうの多いらしくてへぇ!!ってなった。タイで政治的+性的表現が強いから追い出されてるらしいけどがんばれって思ったよ

まー寝たけど笑

最初の医師との会話がすごい面白かったいきなり始まって周り静かだから笑うの堪えてたけど私的ツボ
ギスギスして本当は仲良くないでしょ笑みたいな会話
蟻とか虫の音とか移してからおばさんとおじさんのセックスシーンは結構きついのがあったなぁ
女優さん幸せそうな顔してたけど絶対無理だわ衛生面的にも相手の対応も
あとうつらうつら寝たり起きたりを繰り返してはっと起きた時にかりんとうみたいな性器触ってたのはまじでびっくり笑

ちょっと下ネタギャグわははみたいな評価になっちゃったけどほんとごめん

自然は素晴らしかったです
ご飯美味しくなさそうだけど木の実食べたり、美しい景色見ながらピクニックとか川に足突っ込みながらイチャイチャするのは素敵だった

寝たけど
qm

qmの感想・評価

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美しい自然の光の中でも人間は生々しく生きている
皮を剥いてクリームを塗ってクリームを塗っての謎描写の連続は流石に笑ってしまった
aaabb

aaabbの感想・評価

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いいシーンもあるけど長い。つまんない。青姦いい。こういうのいいよねとは思うけど、森の中でセックスするのかそんなに偉いのか?
自然が美しい場面は多かったけれど、そこでの青姦とかの描写が多かったりして、しかも他の場面も結構フワッとした感じだったから、結局何だったんだろうという気持ちが見た後強かった。
おい!ババア!服を着ろ!それから寝ろ!!
普段は大好きなアピチャッポンだが、正直これはロケ地の自然光が素晴らしいくらいで別に何も突き刺さりはしない。

若者の男性器やらフェラチオですら苦手なのに、中年の男女が森でヌルリネトリと肌を重ね、広げた股座に太った男の男根をズブリズブリのグパングパンに挿入するなんざ勘弁してくれ。
不倫してるくせに、性愛こそがブリスフリー=「この上ない幸福」とは言わせねーぞ。

男女のセックスは当然日常に存在しているわけだが、それを写すことがリアルだとは思わないし、寧ろもっと彼等の生活習慣を描く方がよっぽど観客にとっては非日常的に感じて尊く見えるものだと思ってるから、僕はどうしても性描写は好きじゃねー。


しかし映画中盤になってようやくタイトルが現れるドライブシーンは心を打たれてテンション上がったのは認めます。アレはウケた。
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