波のした、土のうえの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『波のした、土のうえ』に投稿された感想・評価

ユロ
4.0
ドキュメンタリーにおいて、台本があるということが果たして容認されるべきなのだろうか。

震災と津波、復興のための市街地整備による嵩上げと、陸前高田市に住んできた人々が二度失うときに立ち合う(二度どころではないかもしれない)。復興のため、災害防止のための嵩上げとは頭では理解しており異議を…

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nnm
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小森氏は最新作の春阿賀まで、災害の渦中を生き抜き、残された最後の人を映し続けているけど、
自分だったら結構くらってしまう被災者の話も、和やかに相槌を打っている。対象者との距離の取り方が上手い。上手い…

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非常にドキュメンタリー的な、およそドキュメンタリーとは思えないショット 語ることがオリヴェイラみたいになってた瞬間
k
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「置き忘れた声を聞きにいく」
「まぶしさに目の慣れたころ」
「花を手渡し明日も集う」
ナレーションが頭に入りづらい所があった
でも絵本みたいな感じがした
q
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ここにいない(いなくなった)ひとたちの思いとともに「わたし」の声をつくる、異なる時間軸で進む声と映像は建て直される街と彼らの記憶に残り続ける街のずれのようだった 2人目の男性の語りは特に苦しかった、…

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茄子
3.8

書くこと <物語を編むこと> と継承の思考実験がされている映画だ。ちなみに、高三の時につくったのは「雑書(ざつがき)ノート」と名づけていて、これは一冊だけで、全教科の授業で使いました。なので、世界史…

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映像作家・小森はるか作品。
後に製作される「空に聞く」や「二重のまち」よりも先に見ておけばよかったです。
記憶の作品であり、記録の作品でもあり、胸に深く刻まれるような、そんな作品でした。
MCATM
3.0
鎮められていない土着の魂の記録というか。大変おもしろかった。ほとんどホラー映画のように観てしまった。

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