波のした、土のうえの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『波のした、土のうえ』に投稿された感想・評価

3部構成で綴られる、今現在の陸前高田市。
嵩上げ工事についての気持ちのあれこれは、もう当事者にしか分からないし、簡単に分かるって言ってはいけないよなぁ…

2021-099-076
毱
-

2021/04/22
ふと、泣いてしまいそうになった。

2022/02/14 再見
〈置きわすれた声を聞きにいく〉
そこにあったかつての建物、そこであったかつての思い出、そこにいた人……震災後に映…

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しを
5.0

ベルトコンベアをみてこんなに涙を堪えるなんて思いもしなかった。冒頭の声と後ろ姿ですぐに『空に聞く』の阿部さんだと気づいた。そうした気づきに深く感動する。「語り」でいまはなきものを想像する豊かさ、本当…

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ひる
4.0

映像の中身への安易な同調では決してないテキストの朗読が、陸前高田市における事後性を嫌でも想起させる。もう仲間のいない故郷に戻って居続けたところで虚しいだけという叔父さんの声が身に沁みる。土地への想い…

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坂下
-

一本目の語りが良過ぎて、はらはら泣いた テキストはもちろんのこと、声がありえん良かった
おかげで二本目と三本目があんまり入ってこなかったけど…

もう何もかもなくなった町では時系列などなく、古いも新…

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津波被害を受けた陸前高田の人々の言葉と風景の記録から物語を起こすように構成された、3編の映像集。

映像で被災地の今(撮影当時)を、モノローグで人々の心情を表現。

作り手の創造性と優しさが感じられ…

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木木
4.6
震災後に生きる人と町を映像や写真でたしかに、そこにあった記憶、思い出、営みが紡がれる。近すぎず、遠すぎない距離。胸が締め付けれるけれど、心地良い余白のある作品だった。夜道を歩いて帰った。
-

手持ち×ディゾルブでちょっと波の中みたいになっている気がした。

独白でかつての営み、生活を想像させたうえで、現在(進行でなくなり続けている)のそれらがあった場所が映像で示される。
流されて埋められ…

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三部構成

全てのショットに感じる霊性

阿部さんは天使のようで、花は光を放っているかのよう
ふと挿入される実際の映像

夜のショットが変わらず素晴らしい
@ポレポレ東中野

一面の花。帰郷することが叶わなかったおばあさんに向けた祭壇のような百合に心打たれる。
花吹雪のような雪はとにかく美しい。

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