尾崎翠を探して 第七官界彷徨の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『尾崎翠を探して 第七官界彷徨』に投稿された感想・評価

3.3

原作を後から読んだ。
原作は大変素晴らしい。
作家の人生と物語を往来する映画のため、物語自体の響きが半減されているように感じた。
しかし、今後の文学研究や尾崎翠研究には役立つような作品ではないだろう…

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odyss
1.5
【ただただ、つまらない】

(以下は1999年に私の住む都市で遅れて上映されたときのレビューです。)

尾崎翠の原作は読んでいないんだけれど、この映画はつまらない。

ほめるところがどこにもない。

浜野佐知監督の一般映画。女流作家・尾崎翠の半生を、代表作『第七官界彷徨』を交えて描く。脚本、撮影などピンクのスタッフ。主演は白石加代子。白川和子、宮下順子、吉行和子など。 ル・テアトル銀座「インディ…

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小説「第七官界彷徨」の内容と、それを書いた時の作者尾崎翠たちと、現代のクィアたちと三つのパートが交錯する。
エンドタイトルでクィアと出るが、製作時の1998年に今の意味で使っていたのか(伊丹十三のエ…

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ふて
-
かつて奪われた語り口を当事者に戻す試み

原作、3年くらい積読してるんで流石にそろそろ読む
上映前浜野佐知監督トーク有。
尾崎翠への思いを熱く語られ、心に深く沁み入りました(涙)。もはや監督トークがピークタイムであったといっても過言ではありません。ありがとうございました😭
か
4.0

もし日文に行ってたら尾崎翠で卒論書きたかった
解釈自由ででも尾崎翠へのリスペクトがあって監督もかっこよくてうれしかった 生で見れてよかった クィアな方々も美しかった
夜中にクラブに音楽聴きにも行く日…

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リコ
3.5

尾崎翠の原作は学生の時に読んで、ふあふあした読後感にやみつきになったなあ。
作者の後半生についてはWikipedia程度の知識しかなく、失意の最期を遂げたものと思っていたが、浜野佐知監督と脚本家は作…

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大正から昭和初期の短い期間に活躍し“幻の小説家”と言わた尾崎翠の代表作「第七官界彷徨」(1933)の映画化。作者伝記パートとの二層構成。ピンク映画を300本以上撮っている浜野佐知監督の初めての一般映…

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深緑
4.0
思い出したから。
『こほろぎ嬢』とセットで時々無性に
観たくなる。

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