ギフト 僕がきみに残せるもののネタバレレビュー・内容・結末

ギフト 僕がきみに残せるもの2016年製作の映画)

Gleason

上映日:2017年08月19日

製作国:

上映時間:111分

4.1

あらすじ

アメリカン・フットボールの最高峰NFLのニューオーリンズ・セインツに所属するスティーヴ・グリーソンは、特別なスターだった。2006 年、ハリケーン・カトリーナにより壊滅的な被害を受けたニューオーリンズで、市民が待ちに待っていた災害後最初のホームゲームにおいて、奇跡のようなスーパー・プレイでチームを劇的な勝利に導いたからだ。それから5年後、すでに選手生活を終えたグリーソンは、ある日、ALS(筋萎縮…

アメリカン・フットボールの最高峰NFLのニューオーリンズ・セインツに所属するスティーヴ・グリーソンは、特別なスターだった。2006 年、ハリケーン・カトリーナにより壊滅的な被害を受けたニューオーリンズで、市民が待ちに待っていた災害後最初のホームゲームにおいて、奇跡のようなスーパー・プレイでチームを劇的な勝利に導いたからだ。それから5年後、すでに選手生活を終えたグリーソンは、ある日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告される。そして、そのすぐ後、妻ミシェルとの間に初めての子供を授かったことがわかる。 自分は我が子を抱きしめることができるのか。生まれ来る子のために、自分は何が残せるのか。グリーソンは、まだ見ぬ我が子に贈るためにビデオダイアリーを撮りはじめる……。

「ギフト 僕がきみに残せるもの」に投稿されたネタバレ・内容・結末

遺言だったはずのビデオレターが、今なお続く戦いの記録だったと気付いた瞬間、心臓が震えた。
無意識のうちにドラマチックな悲劇を求めてしまっている自分に、愕然とした。
改めて。終末の美に囚われ過ぎている。

どれほど苦しく、絶望の淵に立たされる日々が続こうと、決して白旗を揚げることなく、生きることを諦めない男の姿と、彼を支え続ける妻のまごうことなき愛を眼前に、何を思う。何を思い、如何にして立ち上がらんとする。

悲しみに暮れる人々の希望は、ヒーローの死に様ではなく、生き様にあるのだった。
スティーヴ・グリーソンのLife♡

なぜだか観終わった今「カウント10」の歌詞が
頭の中でリピートされてます。

何の不安もなく今だけ楽しけりゃと
馬鹿なほど浮かれ調子で生きる時期。
幸せを噛みしめる時期。
フラストレーションが溜まり苛立ちや不安を抱えながら
なんとかやり過ごす時期。
自己嫌悪になり自信を無くしやる気を無くし
ただ呼吸をするだけの時期。
予期せぬ不幸に襲われ恐怖を抱えながら生きる時期。
切なさ噛みしめながら生きる時期。
愛しさが溢れて有り余る時期。
苦しみに耐え続ける時期。

人生の色も人生の価値も命の重さも
時期によって人によって環境によって全然違う。
この生き方が正しいなんてない。

生きてる人数分の人生がある中で
これはその中のスティーヴ・グリーソンという人間と
その周りで生きる人たちのLIFEを捉えたドキュメンタリー♡

色々な人生があるけれど
シビアにならざるを得なときは誰にもきっと訪れる。
それも突然に。

彼らを見つめてただただ感じるのみ。
残念ながら編集が酷い。本人が撮影したビデオ映像を淡々と見せられるのは単調になりがち。徐々に病気が進行していくが、たまに差し込まれるまだ元気だった頃の映像も繋がりを感じない。
後半は話せなくなる分、余計にテンポが悪い。所々感じるのは、何気ない会話シーンにビデオを回していることの不自然さ。ベッドで夫婦がちょっと喧嘩していたり、介護で便を出すのに苦労していたり、手術室の前であたふたしていたりのシーンはカメラをわざわざ固定して撮影しているのも変だし、他の人が撮っているなら誰が?
当然、病気の彼が死んで終わるのだと思っていたから、中途半端な終わり方に戸惑う。
これは、金集めの一環では。

父親に「信仰に口を出すのはおかしい」と泣きながら訴えるシーンは涙が出た。
子供の為、と言いながらもあまり役に立つ事を残していないと感じたのだが、エンドロールでは火の起こし方とかが流れた。こう言うの見たかったんだ。なぜ最後のおまけなんだ。
不満があったり悲しいときに下唇を出すのがカワイイと思ったが、失礼だろうか。
父親とはそういうものだ。
自分の一番いい部分を子供に送るんだ。
自分が同じ立場なら、同じように支えたり、生き続けられるだろうか。
気持ちを保ち続けられるだろうか。

愛しているから、負担をかけたくなくて生きていくことを悩む。
愛しているから、相手の生命維持をすること・子育てに尽力して疲れ果ててしまう。
それでもユーモアを忘れずに、いまできることを精一杯してゆく。

大切な人との時間を撮っておくことは、未来の支え・指針になる。
スティーブ、なんて素敵な父親なんだろう。彼の人生とありったけの愛が詰まったビデオレターは、何年先もリバースを守り続けるだろう。

息子リバースが0歳から1歳になるまでの1年間、赤ん坊というのはかなりの速さで成長するものだが、それ以上の速さで衰えていく父の姿が生々しくありのまま記録されている。徐々に声が出なくなり、身体が自由に動かせなくなる。意識が明晰なままに、目に見えて死期が迫ってくる体験は想像を絶する恐怖だろう。ましてやかつてヒーローと呼ばれ人々から尊敬された最強のアメフト選手だ。プライドが傷つかないわけがない。
それでもおそらく見ることのできないであろう先の未来に思いを馳せ、夢を語るスティーブの笑顔は、この世の何よりも優しく温かいものだった。


いちばん心に残ったのは、「きみ(リバース)はいつの日か、僕と違う考えを持つだろう。その日が心から楽しみだ」という言葉。
これはスティーブと父との印象的なシーン、「信仰を押し付けないで、僕の精神は救われている!」という部分と通じるところがある。
スティーブは、異なる考えをもつことにより生まれる食い違いを、愛によって乗り越えようとしている。
誰かと心の底からすべてをわかりあうなんてできないけど、絶望して心を閉ざしたり相手を攻撃したりするのではなく、その違いを許すこと。スティーブが教えてくれた幸せへの道筋だ。

また、スティーブと共に戦った妻ミシェルとヘルパーを始めとする周囲の人々の人間性にも心を打たれた。ミシェルの明るさと強さは「希望」そのもの。

「お金があるから、病気になっても生き方を選べるんだ」と言う人もいるかもしれない。「延命は最善の選択ではなかった」なんて言う人ももしかしたら、もしかしたらいるかもしれない。
だけど、幸せの形について他人がとやかく言う資格はないのだ。

誰がなんと言おうと、これがヒーローの生き様。
感動ドキュメンタリー映画

ALSは日に日に筋肉が動かなくなってくため最後は歩く事も話す事もできない
それでもスティーブは機械を使ったりして会話をしている
そんなスティーブを支える妻はとても明るく強い女性だと思った
2人の間に生まれた男の子、リヴァース君もとってもかわいい!
家族愛がすごかった!
アメリカ人の良さがとても出ていて、アメリカ人に対する尊敬の念が上がる映画。

スティーブ・グリーソンがまだ生きている状態でこの映画がちゃんとパッケージングされてこの世に出ていることも、アメリカならではじゃないかなぁと思った。
(日本だと、闘病した人が死んでそこで初めて物語が完結する風潮があるように思う)

妊娠・子育てと介護を同時進行でやるミシェルのパワフルさも、闘病しながら人間の尊厳みたいなものを失わずにいられるスティーブもすごかったけど、ドキュメンタリーならではのリアルな闘病生活から見える2人の辛さとか、人間的な部分を見れたからこそ余計に刺さるものがあった。

2人共本当にすごいんだけど、超越した存在としてじゃなく、同じ人間なんだなと感じられる部分が沢山ある。自分ももっと思いやりを持てる人間になりたいなと思う映画だった。
#映画ファン賞2017
泣かせる映画です。
ALSって・・・、どういうものか。
広く多くの方々に知ってほしいです。

あの奥さんのあけっぴろげな態度・・・。
すばらしいものですね。
主人公の彼は、あの奥さん絵選んで良かった。
安心して看護してもらえるじゃないですか。
本当に、良い選択でしたね。
終始涙がでる。こーゆう題材なのに、ハッピーエンドなのがすごくいい。主人公と家族の愛に賞賛!
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