生々しいセックスシーンとか、自殺団体はこの作品にはいらないと思ったが、自分を見失いそうなくらいの暴力的な新次を語る上では、あの生々しさは必要だったのか。
菅田将暉の2戦目の試合後の姿に狂気じみた何か…
ボクシングの試合さながらに、作品全体が前へ前へと進む推進力を持ち、テンポの良さによって観客を退屈させない構成は見事。画面越しにも伝わる演者の熱量は高く、各キャストが役に対して相当な覚悟をもって臨んで…
>>続きを読むU-NEXTの完全版をわりと時間間隔空けて鑑賞中。ひとまず前編までは観たので書いておきます。
これから爆発的におもしろくなりそうな予感。バリカンが目を開けて試合に臨むところが早く見たい。
でんで…
正直に言うと、途中までは「さすがに長いな」と思っていた。
熱量はある。重い。暑苦しい。けれど、どこか過剰にも感じる。
――それでも、終盤がすごかった。
そして気づけば、後篇を今すぐ観たくなっている…
バリカン健二、吃音をもち、それでもなんとか働いて稼いだ金も父親による暴力で奪われる日々に嫌気が差したときにボクシングに出会う。
新宿新次、母親に捨てられ孤児院で育つ。そこで出会った劉輝とともに詐欺を…
寺山修司原作を映画化。港岳彦と岸善幸の脚色、岸が監督した前後編の二部作。寺山のボクシング映画は、寺山が監督もした「ボクサー」(77)があるが、本作はストーリーはあっても、寺山の世界は表現できていない…
>>続きを読むボクシング映画にハズレなし。
社会の底辺で足掻くクズと、吃音に苦しむ韓国人。この二人が、憎き相手をきっかけに交わり、ボクシングの世界へ。このダブル主人公制が見事だ。もしこれがクズ一人の物語であれば…
(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ