アンダードッグ 後編の作品情報・感想・評価

上映館(13館)

「アンダードッグ 後編」に投稿された感想・評価

S

Sの感想・評価

1.0
仮にこのショットで終わらせるなら二度と映画を監督してほしくないと思っていたところでエンドロールになった。
キャッチコピーに偽り無し。
後編、無様に輝いた!

それにしても、人を殴り倒して蹴落として行かねばならないボクシングというスポーツの、なんと修羅な事か。
やっぱこれ、マトモな神経と生半可な覚悟じゃ出来ないスポーツだね。
森山未來と北村匠海の、激烈で迫真のファイトを観てあらためてそう感じた。

終盤、ラウンドの合間のコーナーで、
森山未來がタコ殴りにされた血みどろの顔で、ジム会長に向かって「これだからやめられない」と口から血を垂らしながら言葉を絞り出す。それに阿吽で応える会長。
まだ終わってなかった師弟愛。
あれ、とても好きなシーン。

敗れし者たちの再生とスターティングオーバー。
負け犬たちは全てを出し尽くした。
後悔は無いと言えば嘘になるのかもしれない。でも、それも清濁あわせ飲んで、それぞれがそれぞれの道をまた新たに歩き、そして走り始める。
最高のエンドロール。

「百円の恋」がまた観たくなった。
前編131分、後編145分の長さですがそれ程長いなとは感じませんでした。

このように、前後編を同日公開してくれるのは集中出来るし良いですね。
かと思えば、両隣が前編とお客さんが変わっており、席を移動したのか前編で帰ってしまったのかちょっと気になりました(笑)

後編は森山未來さんと北村匠海さんをメインに話は進みます。

前後編通してボクシングシーンは良かったですし、特に森山未來さんの仕上がりっぷりはお見事でした。

森山さん程では無かったですが、勝地さんや北村さんも良かったですし、北村さんに至っては彼のキャリアハイの作品と言っても良いかもしれません🙆

そんな二人の試合は手に汗握るとても熱い仕上がりになっており、隣の女性は号泣してましたね😢

正直、全体の脚本としては瀧内公美さんのパートなんかは必要無かったかなとも思いますが、前後編、最後まで飽きる事なく楽しめました。

時間の都合なんかもあるとは思いますが、可能ならば前後編通して観るのをオススメします。

エンディングの石崎ひゅーいさんの曲がめちゃくちゃ良かった🙆
Ayano

Ayanoの感想・評価

4.0
俳優森山未來に天晴。役作りといい佇まいといい本物のボクサーにしか見えない。そんな森山未來に対等に挑もうとした北村匠海も、今の北村匠海があの役を受けたこともすごく価値がある気がする。個人的には会長の表情のお芝居がとてもよかったです。
kinishiki

kinishikiの感想・評価

4.2
後編で明かされる森山未來と北村匠海の関係がすごくよかった。『百円の恋』でもそうだったけど、世界戦や日本戦でもない誰も注目してないような試合にだってドラマがあるんだ、とでも言うようなそれこそ負け犬たちの話といった趣きがグッとくる。

長いと言えば長いけど、あまり長さは感じなかったかな。冗長な瞬間も特になく終始見入ってしまった。

それと今回も練習シーンかっこよかったなあ。あんな寂れてた森山未來が凛々しくなっていく様は燃える。
最後の試合のセコンドとのやりとりも熱かった。

思い返してみると良いシーンがいっぱいあって、また見返したいなという気持ち。
森山未來と北村匠海、2人とも素晴らしかった!!
ごじら

ごじらの感想・評価

5.0
『しなやかな獣』
森山未來を表す言葉として最適な一文。

後編を観終わったら、大好きな森山未來が
目の前に出てくる…
なんて
舞台挨拶が待ち構えていることを
完全に忘れるほど集中して見てしまった後編。

試合のシーン、
「 あ、そういえばこれ映画だ… 」って
何十回思ったことか。
信じられないほどドキドキした。
初めて映画であんなに興奮した。
そして泣けた。

練習シーンも凄かった。
森山未來も、北村匠海も。
役者魂!(森山未來の過去ドラマ)に
感服せざるを得ない。


前後編合わせて4時間半。長い。
長いけど足りない。
登場人物全員の物語がもっと見たくなる。

全員が苦悩や葛藤、後悔をしていて、
ほんとにどーしようもない。
なのに観終わったあと、愛しさが止まらなくなる。


そして出てくる女性たちが良い。
旦那や彼氏、相棒を自分たちなりに支える
強くて優しい女たち。
心からの愛が、傷ついた男たちに染み渡る。


舞台挨拶にて武正晴監督が

観終えたあと
『かませ犬』の意味としての
『アンダードッグ』ではなく、
『のし上がる』とか『不屈』とか良き意味に
変わったら嬉しいです。


と仰っていて。
ああ、正にそれだなと。
頑張りたいこと、頑張らなきゃいけないこと、
誰しもの背中を押してくれる映画。

本当に観てよかった。
ありがとう。
あー!やばい!
今年1来たかもしれません。

「ああ、荒野」も良かったですが、こちらもかなり胸に来ます。
鑑賞しながら、「いつロッキー展開になるのかなぁ?」と悶々しながら見続け、満を持してその時が来たときにテンションが上がりました。

やっぱりボクシングはどんなに道を踏み外そうと王道に戻りますよね。
それが最高。
観に行って良かった。
この作品スコア付けるの難しいですよね。断然、単体の作品としても十分に楽しめる前編、というよりもあの時間軸上1番真剣にボクシングと向き合い、悔し涙に共感出来たのは勝地涼さんと山本博さんの芸人さん側で、しかも良すぎたんですよねー。
芝居も設定も。
どうしても時間を開けて【後編】という単体で観ると物足りなさがある、というか、集中力切れる瞬間があるというか...

一気に観た方がいいかも、、、
Miki

Mikiの感想・評価

5.0
試合のシーンさすがです、監督。
会長の表情も良かったし、森山未來圧倒的!!!最高!!!
これぞ武正晴監督×足立紳脚本作品っていう感じ。あっという間だった
大人の青春なんだよなぁ痛くて苦しい中もがき続ける姿がかっこいい
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