コンプリート・アンノウン 私の知らない彼女の作品情報・感想・評価・動画配信

「コンプリート・アンノウン 私の知らない彼女」に投稿された感想・評価

レイチェル・ワイズとマイケル・シャノン。英米の個性的な「顔」俳優による、何ともミステリアスな会話劇。

タスマニアでカエルの研究をしていたという謎の女性が、近所のオフィスにある社員食堂に出入りする中で、マイケル・シャノン演じる中年男に接近。その女性は15年前に疾走した恋人と瓜ふたつであった。

前半は曖昧な会話が多く、中々話の筋道が見えてこないのだが、それもまた本作の主題であるアイデンティティや記憶とは何か?を問う仕掛けの一部であった事を後から理解する事になる。

登場人物の誰がどこまで事実を理解し、誰が翻弄され続けるのか? それら全てを観客である僕達が思考力をフル稼働させながら観察する映画。カエルや化石の話が何度も出てくる、比喩性に富んだストーリーも魅力だ。
ナナ

ナナの感想・評価

4.0
レイチェルワイズ×マイケルシャノン。
私を持続させるものは、
イメージ、愛、信念。
私の纏う私、
相手との間に生まれる私、
何にでもなれるという私の意志。
再び出会いに行くことは、相手との間に生まれる柔らかな私を回収し、私の纏う私をしなやかにする行為。
私を相手に希望のように捧げる行為。
他者につけられた、あるいは、他者に合わせて生んだイメージでこなごなになるのではなく、
自分が自分をデザインして生きていくという、アイデンティティと自立の物語と受け取った。

手放すなよ、と観ながら思ったし、恐らく手放したわけではないんだった。
いつでも帰れるということと、いつでも受け容れるということ。
それぞれがそれぞれの生き方を全うするほど、強く輝き、強く惹かれ合う。
ただ一人の理解者が互いであることは尊いと思った。
リンゴ

リンゴの感想・評価

4.0
対、人で愛していたんだな〜
カエルの鳴き声が感動を呼んで誕生日ケーキの名前が間違えてるなかなか良い映画
キャッチミーイフユーキャンみたいな女が出てくる話


トムのケーキの名前が間違えてたことがこの映画の全て

名前って何?職業って何?経歴って?過去って何?っていう映画

男はトム、しっかりとした企業には勤めているものの、仕事の内容は大したことない
けれど安定していて奥さんもいて、友達もたくさんいる

かたや女、アリス
トムの元嫁、15年前に突如失踪
その15年の間色んな国に行き、名前もバラバラ、職業も様々、友達はおらず孤独

トムは、掴みどころのないアリスに惹かれ、アリスは本当の自分をよく知っているトムに惹かれている

この映画は、平凡な経歴のパンピー男と並外れた機械みたいな女の恋愛劇の皮を被ったアイデンティティぶっ壊しストーリーなんです

どっちが良いか悪いかの話ではなく、この監督のすごいのは、近い将来、従来のアイデンティティが消えて無くなることを示唆してるところ
これを今映像として残しておこうとしてるのが素晴らしいなぁと思った

ただ、映画として、だらだら話してるシーンも多くかったるく感じるのも確か
ひろ

ひろの感想・評価

3.5
元恋人に会うまでの15年間、自分を偽って暮らしてた女性の話
特に起伏もなく、スパイみたいにかっこよく身を隠してた演出もないけど

レイチェルワイズの表情、視線が言葉にできない女性の内面を表してて切なかったなぁ

ただ、女の大事な15年を費やすほどトムはそこまで素敵? 
きょう

きょうの感想・評価

3.5
マイケルシャノン演じるニューヨークで暮らすトムは、自分の誕生日パーティに同僚が連れてきた女性レイチェルワイズ演じるアリスを見て驚愕する。彼女は15年前に姿を消した恋人ジェニーだったのだ。トムが彼女を問い詰めると、彼女はこれまでにも数回にわたって人生をリセットしてきたことを告白する。


こちらの作品、冒頭からレイチェル演じるアリスを名乗るジェニーが医者だったり、マジックショーで「箱から消える美女」を演じていたり、カエル🐸を解剖する生物学者だったり…様々なスタイルで出てくるのが印象的。冒頭でのことは嘘ではなく、全て彼女が自分の人生をリセットしながらやってきたこと。こんなにいろんな自分になれるなんて、どれだけ超人なんだろうと感心もしてしまったり…
本当のところ、彼女がそれだけ自分を変えなければならない理由がよくわかりませんでしたが、ただ、彼女は15年前に恋人トムと別れ、彼の前から姿を消していました。その間に自分自身の変化をし続けて…変化していくうちに、自分が変化する前の姿を知っている彼に会おうという気持ちになります。そして、何とかトムに近づこうと彼の同僚などに近づき彼の誕生日パーティーで会うことに成功しますが…
トムはもう既に結婚していて幸せに暮らしていました。ただ、トムの妻は自分の夢を叶えるためにカリフォルニアへ行くことを1人で行くか、トムと一緒に行くかで、トムと揉めていました。 
最初は元恋人の出現に戸惑うトムでしたが、ジェニーの人生を何度も変えている姿に次第に心を動かされます。しかし、やはりそちらへ踏みこんでいくこともできず…
まあ、それで良かったのかな😌というラスト。


大きな演出など全くありませんが、人の気持ちの動きを大きく描いた作品だと思います。ジェニーがこれだけ自身を変化させたのは、やはり恋人との別れが大きな理由だったのでは?と思います。結局彼女は彼のことが忘れられず、変化して磨かれた自分を見てもらいたかったのだと思います。もう、あなたが知っているかつての私じゃないのよ、私は進化したのだから、今の私を見て!と。
こんな気持ち、恋して振られた経験があれば持つこともありそうですね。自分にも経験ありますが💦
でも、やっぱり、最後まで元恋人の気持ちを動かすことはできなかった…彼自身にも彼女と別れていた間に築き上げてきた大切なものがあるから。
途中でキャシーベイツとダニーグローヴァー演じる老夫婦が出てきますが、この老夫婦とジェニーとトムのやりとりもこの作品の要ですね。
レイチェルワイズ、美しい✨💫
ミステリアスなこの役にピッタリハマっていました😊💕
enna

ennaの感想・評価

2.2
色んな名前になって色んな所に行って色んな人に出会っても、トムのことは忘れられやんかったんかな
yuukite

yuukiteの感想・評価

3.4
レイチェルワイズとマイケルシャノンが醸し出す空気感がいい。サスペンスではない観る人に委ねる雰囲気恋愛もの。途中、キャシーベイツとダニーグローバーも。
nock

nockの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

自分の誕生日パーティーに15年も消息不明だった恋人が紛れ込んでいたら?
しかも意図的に現れたら。
しかも自分はもう既婚者だったら。

観終えてから考えると怖いな、と思いました。
ジェニーという元恋人は、15年間あちこちを転々とし、名前まで変えて生きていたのです。トムの誕生日パーティーでは「アリス」と名乗っている。
目的がわからないトムは妻の手作りネックレスを褒めているジェニーをどう見たのでしょう。

ジェニーはただトムに会いたくて現れたと言いますが、別れ際に「一緒に来る?」と本音をもらします。
即答しなかったけれどトムが「行くよ」と答えたら嫌だなと思ってドキドキしていました。
どんな大恋愛をした相手か知りませんが、偽名を使って生きてきた人間について行ってほしくない。

いろんな土地に行って、名前を変えて「自分を変えよう」としたジェニーだけれど、結局きっかけになるトムの前に現れるのは「ジェニー」を捨てきれないってことですね。

「生き方を変える」のはいいと思う。だけど「自分を捨てる」ことは無理なのではないでしょうか。
楽園

楽園の感想・評価

2.4
動画配信サービス『Amazonプライム・ビデオ』にて視聴しました。

レイチェル・ワイズが主演だったので視聴しましたが...
ハッキリ言って全然面白くなかったです。

特に見どころもなく1時間32分の映画でした。

無理に観る必要は、ないと感じるので
時間に余裕がある方で、興味本位で視聴して下さい。
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