「ウェンディ&ルーシー」「オールド・ジョイ」等のケリー・ライカルト脚本、監督作品
アメリカ西北部モンタナ州の田舎町
弁護士のローラは気難しいクライアントのフラーに振り回されていた。。
ジー…
2016年製作。原作マイリー・メロイ。脚色監督ケリー・ライカート。上映館の紹介は、/女たちが生きる厳しい自然を映し出す冒頭の貨物列車の長回しが素晴らしい。弁護士は決して裕福でなく、母親は家族の関係に…
>>続きを読むアメリカの田舎を撮ると右に出る者がいないケリー•ライカート。この人か20年前のコーエン兄弟か、という感じ。
オムニバス的にモンタナの田舎の女性を切り取るが、それぞれが病的でも大袈裟でもない、絶妙な…
3本仕立てで急に違うストーリー始まるから脳みそが追いつかんくて焦った。3つ目の、弁護士繋がりで出してくるの洒落てんなあ。と思ってたら残り10分で3つの物語が収束し始めた。全く繋がりがないように思える…
>>続きを読むかなり好きな映画でした。
短編小説3作品をもとに作られているようですが、3つめのがとくにグッときました。完全に分かれているわけではなく、ほんの少しだけリンクしていたり、はじめに3つの全体を見せてか…
1話目がよかった。元大工の男が妻の愚痴を言い、それを聞かされるローラダーンの車内での発話が、男の1人芝居とローラダーンの聴く1人芝居をショットで強烈に重ね合わせているようで、コミカルで演劇的だった。…
>>続きを読む3つ目の話が一番好きだなあ。
リリーグラッドストーンの演技が素晴らしい。馬に乗るシーンはホロリと泣いてしまいましたわ。
互いに別の境遇、別の街で育った身の内を少しずつ明かしていくのが暖かく感じられ…
ケリー・ライカートの文芸志向と、映像作家としての才能が、美しく溶け合った作品のように思う。
原題は『Certain Women』。かの地によく見受けられる即物的なもので、日本語にすると「ある女たち…