ケリー・ライカートの文芸志向と、映像作家としての才能が、美しく溶け合った作品のように思う。
原題は『Certain Women』。かの地によく見受けられる即物的なもので、日本語にすると「ある女たち…
日本劇場未公開であったケリー・ライカート監督の2016年作品。彼女の作品お馴染みのオレゴンから舞台をモンタナに移し、田舎町に生きる女性たちが孤独の中で生きる懸命さを描いた群像劇。
冒頭の貨物列車が通…
うーん
ドキュメンタリー的に撮れば良いってもんじゃない。(濱口竜介、お前もだぞ)
ローラダーンの表情はやはり良いが、全体的に顔を映しすぎて飽きる。
(特に乗車中はもう)
会話もナチュラルさを装…
大目標も小目標の提示もないのになんとなく観れてしまう 不思議だ
情報提示の時間と、鑑賞者の情報処理の時間に差がなく思考の余白がないからかもしれない…不思議な作りだ
特別何か考えさせられる感じもな…
【ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択】3.8
『Certain Women』――伝わらなさの物語
これは「成り立たないコミュニケーション」の話なのかもしれない。形式的には“会話”が成立していて…
何かが始まりそうでいて、何も始まらないと思っていたら、実は全てが始まっていたと後で気づく。Smokey Hormel。ガラスに映り込む景色や人物。犬。馬。冒頭の列車。河岸。モンタナの山並み。ワイオミ…
>>続きを読む3部構成のケリー・ライカート作品
現状に不満を抱えながら生きる女性たち
男性クライアントが自分の話はなかなか聞き入れてくれない、男なら良かったと嘆く弁護士ローラ
彼女の物語が私はすんなり入り込めた…