「顔のない眼」(1960)のフランジュ監督が初期に手掛けた詩的ドキュメンタリー13本の代表的な一本。ナレーションはミッシェル・シモン。モーリス・ジャールが初めて映画音楽を担当。
※パリ廃兵院とは1…
原題で検索すると「ある」やつ(助かる)。過去の批評家が言い当てるように、反戦映画/愛国映画の両側面を持つ。この「どちらでもある」曖昧さを、各々が頭を捻り思考する「モンタージュ」することで初めてこの映…
>>続きを読む武器や鎧の並ぶ軍事博物館。雄々しさと共に、元は廃兵院としての姿が見える瞬間では傷痍軍人、はたや戦争そのものの痛ましい記憶まで思い起こさせる。
ジョルジュ・フランジュの"現実の強度"たるや!