画面設計自体の空虚さがスペクタクルを拒絶して常にわかりやすい気持ち良さと戦っている感じが面白い。
降りて降りて降りまくるアクションから上がって行くアクションの転換とか素直にブチ上がれそうなものなのに…
権力と虚像をアニメならではの独創性で描き切っている傑作。
太陽や鳥を知らない人たちのいる下層の世界と、対照的に異様にそびえ立つ迷宮のような城は、構造そのものが抑圧を象徴し、不条理を体感させる。体制の…
フレンチ・アニメーション
→4.8 王と鳥
4.4 時の支配者
4.2 ファンタスティックプラネット
鳥類
5.0 鳥人(漫才/笑い飯)
5.0 かもめが跳んだ日(曲/渡辺真知子)
5.0 エコ…
王がいなくなっても、また違う人間が王となる。または、王の座を争い血みどろの内戦が起こる。鳥が自由になっても、それは微かな希望に過ぎず、元通りどころか元よりも酷い状況にもなりうる。エンディングの物悲し…
>>続きを読む学生の頃に見たときはよく分からず、特に記憶に残ってはいなかった本作
しかし、10年越しに今見るといろいろ言いたくなることはある
なんにせよ寓話的というか、まあ結局よく分からない映画なんだけど
悪い王…
完全に、『カリ城』の元ネタ。
高畑勲やパヤオに影響を与えた、『やぶにらみの暴君』の、ポール・グリモー自身による改訂版。
伝説だけは聞いていて、今回、U-NEXTで初めて鑑賞したが、笑っちゃうほど『…
スタジオジブリの源流。アニメーションの初期衝動。色遣いやキャラクターデザインが好み。
アクションにおいては、お城の上下を巧みに利用していてこれものちのアニメに影響を与えている気がする。
すぐ落とし穴…
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