うーむ、目の付け所というか取れ高でない価値を見出すという意味での重要作?映画自体はおもろくない。チグハグな感じ。
終盤の兵隊の行進をとらえたそれになりに長いショットで、鉄塔の格子に歪んだおっさんの顔…
国策映画という強力な制限の中で、侵略される側の視点を探そうとした物凄い作品。冒頭から村を焼かれた中国の農民たちが廃墟を背に列をなして歩く。武漢攻略後の閑散とした街並み、瓦礫の中のものを拾う住民たち、…
>>続きを読む迫力なく燃える木造建築。超ロングで隊列を映す背景に兵隊の会話。不衛生な飲料水。掃射銃器の音。破裂音。新鮮な野菜を食べたい。兵站。迫力のない銃撃戦。機関銃を掃射する日本兵のアップ。銃後で作戦会議をして…
>>続きを読む日中戦争の戦意高揚のプロパガンダのために東宝が作ったのに、検閲で許可がおりずにお蔵入り、監督が逮捕されることになったいわくつきの戦争ドキュメンタリーを観てきました。
80年代に左翼が上映会やってた…
部屋の奥にカメラを据えて日本兵たちが入ってきて上官へ向けて報告などをする場面などで明らかに演出を付けているし、やっぱりこの辺りのドキュメンタリーを観ているとそもそも劇映画とドキュメンタリーの隔たりな…
>>続きを読む流石に完璧な反戦映画として完成してて驚く、そりゃ捕まる。ただこれこそが実際にその目で戦争を見ている人間の視線なのだろうし、戦争で疲弊し消耗していく人間の姿なのだろう、一切の高揚も賞賛も無い。道端に打…
>>続きを読むこれまた亀井文夫監督の国策映画のはずが牧歌的で故郷を恋しがる兵や大地に生きるたくましい中国人を描いた確信犯的な反戦映画。厭戦的であるという理由で上映禁止となった。
そもそも冒頭から家を焼かれた中国…
日本陸軍のプロパガンダ映画として中国・武漢攻略戦(1938)の現地で撮影されたが、反戦要素が強いという理由で公開禁止処分を受けた一本。監督の亀井文夫は映画人の中で唯一、治安維持法違反容疑で投獄された…
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