1970年、高度経済成長に沸く日本で、「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた大阪万博(日本万国博覧会)。そこでひときわ異彩を放っていたのが、テーマに反して周りと調和しようとしない太古のようなフォルムをした太陽の塔だった。あれから約半世紀、今もなお大阪のシンボルとしてそびえ立つ。テーマ展示プロデューサーであった岡本太郎は何を想い、何と闘い、なぜ太陽の塔を作ったのか。今となっては本人の口から語ら…
1970年、高度経済成長に沸く日本で、「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた大阪万博(日本万国博覧会)。そこでひときわ異彩を放っていたのが、テーマに反して周りと調和しようとしない太古のようなフォルムをした太陽の塔だった。あれから約半世紀、今もなお大阪のシンボルとしてそびえ立つ。テーマ展示プロデューサーであった岡本太郎は何を想い、何と闘い、なぜ太陽の塔を作ったのか。今となっては本人の口から語られることはない。それでも21世紀の今でも人びとが太陽の塔に惹かれるのは、岡本太郎が太陽の塔に込めたメッセージが、今のこの時代にこそ人々の心に響くからに他ならない。それはなぜなのか?それは何なのか? 当時、岡本太郎の周辺で太陽の塔の事業に関わっていた人々の貴重な証言と、美術研究家など様々な分野の専門家やアーティスト、クリエイターのインタビューや、太陽の塔のルーツ、そして同時期に制作された“明日の神話”のテーマを探る取材を通して、現代に生きる我々への太陽の塔からのメッセージを浮き彫りにしていく。
広告・MV畑の監督っていうのもあってか、やたらアーティスティックな映像が差し込まれたり、インタビューの場所選びだったり、いちいち画が強くて面白かった。
もちろん内容も興味深い。
近代的な空中都市の…
太陽の塔を深掘りしていく内容です。
当時の万博の映像がもっとあるかと思ったらそれは少なかった。
小難しい話する人がいっぱい出て来て内容としてとても面白い。
3.11の津波の映像があります。
見たく…
太陽の塔が作られた経緯とか建築技法とか岡本太郎の思想とか生い立ちとかが知りたいんであって、北海道や沖縄は侵略されただの、東北は植民地だの、原発がどうのとか、岡本太郎の取り巻きが政治的思想を語るのは求…
>>続きを読む日本映画専門チャンネル放送分を
録画して鑑賞。
2年前
産まれて初めて大阪に行った。
海遊館とニフレルが目的ではあったが
せっかく大阪行くならということで
通天閣、道頓堀、大阪城
そして、太陽の塔…
岡本太郎。人類に問いかける。日本に問いかける。人類の進歩と調和へのアイロニーに、嫌悪され、畏怖され、拒絶される太陽の塔がそびえ立つ。管理システムへのアンチテーゼ。自発的隷従へのアンチテーゼ。権力への…
>>続きを読む1970年大阪万博、
太陽の塔、
岡本太郎を考察するドキュメンタリー作品
今も目覚まし時計として使っている解約済のガラケーがあります。そのトップ画面は「太陽の塔」です。そう思うと、私は毎朝朝イ…
©2018 映画『太陽の塔』製作委員会