I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザーのネタバレレビュー・内容・結末

I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザー2015年製作の映画)

I Am Your Father

上映日:2017年01月07日

製作国:

上映時間:83分

3.5

あらすじ

「スター・ウォーズ」シリーズEpisode4~6で、ダース・ベイダーのスーツアクターを演じた“デヴィッド・プラウズ”。しかし、撮影期間中に製作陣とのトラブルが原因で、Episode6で、ベイダーがルークに自分が父親である事を告白する名シーンを演じる事が出来なかった。本作で監督は、当時のSWスタッフ・キャスト等に取材を敢行し、デヴィッドとルーカスフィルムとの関係がこじれた経緯を検証、一体何があった…

「スター・ウォーズ」シリーズEpisode4~6で、ダース・ベイダーのスーツアクターを演じた“デヴィッド・プラウズ”。しかし、撮影期間中に製作陣とのトラブルが原因で、Episode6で、ベイダーがルークに自分が父親である事を告白する名シーンを演じる事が出来なかった。本作で監督は、当時のSWスタッフ・キャスト等に取材を敢行し、デヴィッドとルーカスフィルムとの関係がこじれた経緯を検証、一体何があったのか?真実を探求していく。デビッドが名シーンでダース・ベイダーを演じるべきだったと考える熱烈なSWファンは多く、そのファンの為に、そして何よりデビッドの為に、彼が失った栄光を取り戻そうと衝撃のプロジェクトが動き出す。

「I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザー」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ルーカスフィルムはプラウズさんゆるしてあげればいいのになぁ。
ゆるすタイミングを失っちゃったのかなぁ。

製作者の目線がプラウズさん側に寄りすぎて、音楽の使い方含め公平性に欠けた部分もあるけれど、「中の人」に対するリスペクトがひしひしと感じられる部分はとてもいい。
一番観たかったものが観られないところも含め、とてもおもしろいドキュメンタリーでした。
※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー 】 (Theatre)
2017年
総合評価 3.0 → ☆3.0

「シナリオ」 (1.0) … 2 → 2
「演出全般」 (1.2) … 3 → 3.6
「心理効果」 (1.5) … 3 → 4.5
「視覚効果」 (1.1) … 3 → 3.3
「音響効果」 (0.9) … 2 → 1.8
「教養/啓発」 (0.8) … 4 → 3.2
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 4 → 3.2
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【ストーリー】
旧三作でダースベイダーの中身だったものの、素顔をさらけ出すシーンで役を差し替えられた、声まで吹き替えられた上にルーカスフィルムと絶縁状態になり、公式イベント出禁まで喰らってる俳優プラウズに同情したファンが、プラウズを使って「あのシーン」を撮り直そうとするドキュメンタリー映画。
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≪キーワード≫
洋画 アメリカ

【魅力】
・SW関連の教養
・教訓になる

【不満】
・特に無し

【印象に残ったシーン・台詞】
特に無し
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【少し突っ込んだ感想】
実写映画で最も知名度が高いキャラクターと言っても過言ではないベイダー卿の中の人の話。例え顔は見せずとも、中身に入っていたと言うだけで、俳優としては最大級の名誉に思える。

が、しかし当の本人は実質的にその名誉を奪われていると主張。本人の愚痴めいた回想が序盤に入るが、自分の声を使わせてもらえず声優に吹き替えをさせたり、EP6収録時には監督に無視されて、本人の目の前で代わりのスタントマンにベイダーをやらせていたらしい。しかも、その収録自体、本人には伏せられていて、彼が撮影を知ったのはマスコミからの情報によるものだった。なんと非道いことを…と思うかもしれないが、よくよく話を聞くと、本人にも十分非がありそう。

声に関しては、プラウズの西武訛りが原因らしいけど、あの完璧なベイダー卿の声を実現した作品に対して、イチャモンをつける余地は無い。そもそも彼は身長と筋肉でベイダー役に選ばれたようなモノだから、監督からしてみたら「なに調子に乗ってんだこのゴリラは…」と思ってしまったのかもしれない。そして、これが一番の問題だけど、彼はEP4上映後に、EP5の血縁ネタをマスコミに仄めかしてしまった。これはかなりやっちゃいけないレベルのネタバレで、しかも当時空前絶後のブームが巻き起こっていたSWだったので(だからこそマスコミが狙ったのだろうけど)、ルーカスの怒りは半端じゃなかったことは想像がつく。

更にダメ押しで、今度はEP5上映後に、EP6のベイダー卿死亡のネタまでリークしてしまったとのことで、流石にルーカスも呼び出して説教して、プラウズが干される事に。尤もこれはマスコミの巧妙な嘘で、本当は別のリーク源がいたのだけど、前科のあるプラウズに罪をなすりつけて丸く収めようとしたとのことらしい。要するに、冤罪。リーク先のマスコミの当時を知る(という)社員の証言により、この作品を持ってプラウズの汚名は返上されたと言って良いかもしれない。

しかし、未だルーカスフィルムからの出禁は続いている。もはや当時の事情を知る者もほとんどいないだろうから出禁解除もされないだろうし、そもそもする必要性も会社側としてはあまり無いのだろう。ルーカス自身の鶴の一声であっさり解除される程度の制約だとは思うけど、やはりルーカス自身、その必要性もあまり感じて無いのかもしれないし、例え墓に入っても最初の情報漏えいを許す気が無いようにも思えるし、世界最高のSF映画にケチを付けた者の罰としては妥当と言えるのかもしれない。



【蛇足】
補足すると、プラウズはアクションも喋りも苦手だけど、その体躯と佇まいにより、ベイダーの魅力を際立たせた事は否定できないし、特定の分野に関しては一流の水準の役者だったのだろう。「時計じかけのオレンジ」に出てきたマッチョの人、と言えばピンとくる人もいるだろう。キューブリックはプラウズの魅力を最大限引き出していたと私見。あの超一流の名作の中でもまったく遜色のない存在感を発している。
また、朴訥な人柄が好感をもたれるようで、未だに根強いファンは多く、今回の映画の企画も彼等の献身的(?)な活動の結果によるもの。


【蛇足2】
ちなみに、「あのシーン」の撮り直し版は本作では観れない。大人の事情によるものだろう。プラウズとベイダーマスクを同じ映像に映すことすら禁じられているらしい。その点、本作ではうまいことベイダーの「シルエット」を活用して、法の目をかいくぐった演出を実現していたと思う。色々考えさせられる映画だ。
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ダースベイダーの裏側やデビッド・プラウズの苦悩などを垣間見れたのが良かったけど、結局作中にもあった「互いに非がある」って言葉が一番しっくりくるなぁと思ってしまった…
ベイダー卿の中の人、デヴィッド・プラウズとルーカスフィルムの確執話が中心。『セバスチャン・ショウが演じたベイダー顔出しシーンをプラウズ版で撮りなおして公開したい』なんちゅ~まぁ勝手な事を内々で企んでたみたいだけど、作るのはまだしも公開だなんてルーカスフィルムが許すわきゃ~ないよね・・。ぶっちゃけ見たいかどうかも微妙だからいいけど・・。

*なんにしても肝心のルーカス本人のインタビューがとれなかったのが悔やまれる。

WOWOW録画で初見