LIVE FOR TODAY 天龍源一郎の作品情報・感想・評価

LIVE FOR TODAY 天龍源一郎2016年製作の映画)

上映日:2017年02月04日

上映時間:121分

3.9

あらすじ

1976年にプロレスデビューをしてから40年、生涯現役を高らかに宣言し、どの時代も現役プロレスラーとして変わらず居場所を求め、プロレスに没頭していた天龍源一郎が65歳を迎えた2015年2月9日、慣れ親しんだ後楽園ホールで現役プロレスラー廃業を宣言した。そして2015年11月15日の両国国技館で行われた、新日本プロレス、オカダ・カズチカとのラストマッチまでの日々をカメラが密着した。そこには、プロレ…

1976年にプロレスデビューをしてから40年、生涯現役を高らかに宣言し、どの時代も現役プロレスラーとして変わらず居場所を求め、プロレスに没頭していた天龍源一郎が65歳を迎えた2015年2月9日、慣れ親しんだ後楽園ホールで現役プロレスラー廃業を宣言した。そして2015年11月15日の両国国技館で行われた、新日本プロレス、オカダ・カズチカとのラストマッチまでの日々をカメラが密着した。そこには、プロレスラー・天龍源一郎としての姿だけでなく、父をサポートしてきた娘であり、天龍プロジェクトの代表でもある嶋田紋奈との引退までの二人三脚で駆け抜けた姿や、普段ファンの前では決して見せることのなかった、家族の絆を克明に描いている。腹一杯のプロレス人生に、何を想い、何を語ったのか。

「LIVE FOR TODAY 天龍源一郎」に投稿された感想・評価

django

djangoの感想・評価

5.0
天龍源一郎のファンでも何でもありません。
プロレスファンでもありません。
プロレス好きな友人がいます。
僕が好きなプロレスラーは、鈴木みのると中邑真輔。
最近はザックセイバーJr.もお気に入りです。
僕が求めるものは、殺気と強さと僕にしかわからないものです。
友人に見せられるだけなので、パッと見て、こいつだっ!!と思ったプロレスラーが好きです。
そんな僕が観ても、この映画は良かった。とてつもなく良かった。
眼じゃなく、魂で観た気がした。
正直、この映画を観るまで天龍は全然印象に残らなかった。
僕にとっては、彼は最初から歳だったし、何を言ってるかわからないからね。
こんなに熱くて、寂しい気持ちになる映画とは思わなかった。

印象に残ったエピソードは2つ。
ミッキー・ロークの『レスラー』について天龍が語ったこと。
昔はそんなもんじゃないだろ。
みたいに思っていたけど、今は主人公の気持ちがよくわかると言っていた。
実際、このドキュメンタリーの天龍は『レスラー』のミッキー・ロークに少し被る部分があった。
『レスラー』を観ているかどうかで、この映画で潜れる深さが変わってくると思う。
ちなみに、僕のプロレス好きの友人は、『レスラー』を酷評していた。
天龍の感じ方に少し似ていた。
そういうものなのだろう。

鈴木みのるの言葉も、少し映画を止めざるを得ないパワーがあった。
天龍は時代と戦って引退するんだな。
その時代は俺ではなかった。
それが悔しい。
みたいなこと言って、そこで気持ちが、滅茶苦茶になった。

よくわからないけど、説明出来ないけど、だからこそ、この映画はいいと思った。

時代とは、オカダのことで、僕はオカダを好きではないけれど、
天龍もオカダも最高にかっこよかったな。
最高のドキュメンタリーだよ。
1番心が動いた。
天龍源一郎という人が日本プロレスの中でどんな存在だったのか、その愛されようでわかった。引退試合で泣かない人はいないと思う。プロレスは伝承文化。109
当たり前なんだけど、プロレスラーも人間で、ドキュメントとしては面白いんだが、裏を見せすぎてるようには思う。レスラー幻想はもう通用しない時代なのもしれないが寂しいな。
プロレスラー天龍源一郎の引退ロードと、それを支えた娘さんを追ったドキュメンタリー。

いやもう、これよく映像作品として記録してくれましたよ…プロレスが社会現象になっていた世代としては感無量です。
今ではバラエティやCMなどで滑舌の悪さが面白いゴツいおじさんみたいな扱いですが、昭和プロレスを支えたビッグスターですからね。
プロレス雑誌などからも遠ざかり引退までの数年の天龍を知らなかったので、登場する懐かしい方々達のその後と併せて貴重な記録を残してくれてありがとうという気持ちです。
それにしても天龍はいい顔してましたね…自分もリタイアする時はこんな晴れ晴れとした顔をしたいもんです。

それにしても…映像の中で天龍が少し触れていましたが、前田日明との試合が実現しなかったのが残念でなりません。
ガラガラ声で何か言う天龍に対して、「お客さん何言ってるかわかりませんよ」と娘
すると天龍は「客はそれ聴きに来てるからいいんだよ!」と笑い飛ばす
そやねん、ハッキリとした口調でハキハキ喋る天龍なんて誰も求めてないし、何言ってるのか曖昧なくらいで丁度良いのである

天龍源一郎の引退ロードとそれを支えた娘を追ったドキュメンタリーやで!って話

にもかかわらず、DVDには日本語字幕ついてます…なんのこっちゃわからん!ありがた迷惑とはまさにこの事や!
もちろんみんなは字幕無しで観るよな!

正直言うとな、天龍別に好きちゃうねん
それでもプロレスを長年支えてきた男の引退、すなわちひとつの時代の終わりを観ていると思うとしんみりした
セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリーはその生き様をジャック・ハンマーに例えたけど、天龍クラスになると偉大すぎて例える相手が見当たらんわ、唯一無二

それに鈴木みのるや外道、NOSAWA論外といった好きなレスラーも出てきて満足!
ちなみに、中邑真輔がアメリカへ渡ってしまって以来マシンボーイのプロレス愛を一身に支えるのは矢野通!まぁ本作には出てこないけどな…、なんでFilmarksに矢野のDVD登録されてないんやぁ…、え?あれバラエティ?映画じゃない?くぅ…
誰か矢野の悪逆非道の数々を追ったドキュメンタリー撮ってくれへんか?芸術的な反則の数々と酒飲むシーンだけで1本余裕だろ?
30年後の矢野通引退ドキュメンタリーまでとても待たれへんわ!
eviny

evinyの感想・評価

4.0
ドキュメンタリーで久々に泣きました。中学校のときのプロレスブームから個人的にも当時のレスラーは好きな人が多いのでかなり感情移入ができました。ファンとしてはやはり好きな団体が偏ってしまうことが多いですが、天龍だけは団体を超えてファンが多いホントの名選手でした。

またなんといっても家族同士のお互いの愛、尊重が感動させました。

ラストマッチに至ってはほとんど実写版ロッキーザファイナルばりでしたね〜
駄猫

駄猫の感想・評価

3.5
天龍さんがいかにプロレスを愛しているか、ということをこれでもかと再確認できるドキュメント。

レスラーとしての半生や、様々な関係者による足跡、などを期待していたんだけど、これはこれで楽しめた。

試合シーン自体はあまり多くないけど、プロレス好きなら観て損はないんじゃないかな、と。
プロレスを離れて15年。
晩年の天龍源一郎の姿を知らないままに、数年前に引退するときは、ニュースを聞いてノスタルジックななっていました。

最近、有田のお陰でプロレス復帰して、色々な映像を見ているうちにたどり着きました。

晩年の天龍源一郎の体はボロボロだが、魂は最後までレボリューションであり続けたその姿を克明に写していた、質の高いドキュメンタリー映画。
かつて、プロレスに熱中し、エゲツない天龍源一郎を知っている人ならば、見るべき。
天龍源一郎を支え続けた、娘の姿にも涙。
この映画を見て、大好きだった天龍源一郎の最後を見届けることが出来て良かった。
Javier

Javierの感想・評価

4.6
きっとプロレスに興味ない人には微妙な作品だが、プロレスが好きなオイラは涙が止まらなかった。

現役レスラーや、引退した往年のレスラーが登場し、引退ロードの天龍さん会話する姿は、色んな事を考えさせられた。
そしてジャンボへの気持ちは愛情の一言。

関係者、ファン、そして家族。
全てを受け入れてたのがプロレスと感じた。

プロレスが好きな人には堪らない最後のドキュメンタリー映画な最高の作品。
プロレスラー天龍源一郎の引退ロードを追ったドキュメンタリー映画です。プロレス界広しと言えども天龍さんほど大小問わず様々な団体のトップレスラーと戦って来たレスラーはいないんじゃないでしょうか?

まず引退ロードで戦って来たレスラー達もすごいメンツ。諏訪魔、石川修司、関本大介、丸藤正道、鈴木みのるといった現在の各団体のトップレスラーから藤原組長、小鹿社長、グレートカブキといった往年の名レスラー達とも絡んでいます。ドリーファンクJr.に至っては天龍さんのプロレスの先生だったんですね。知らなかったのでビックリ。しかし試合後にボロボロで胸を真っ赤に腫らしながら満面の笑顔で「プロレスって面白いね!」と言える65歳なんかいないよ!?私的には年齢差で言えばお爺ちゃんと孫がグーパンチで殴り合う拳剛とのシングルマッチがすごくよかったです。彼にもきっと龍魂が宿った事でしょう。

試合以外の控え室の様子も見所です。盟友スタンハンセンとネイティヴな英語で談笑したり…てか天龍さん英語喋れるんですね!!そしてあの声の英語を聞き取れるハンセンもすごい!!あと挨拶に来て偶然鉢合わせた川田と小橋の「変わってないね」「いえいえ変わりましたよ」と何気ないやり取りがファンにはもうたまりませんよ!!

そしていよいよ引退試合最後の相手に天龍さんが指名したのは。鈴木みのるいわく「天龍は時代と戦って終わろうとしてんだよ」その相手はまさに現在の日本のプロレス界のトップレスラーと言っても過言ではないオカダカズチカ。この試合はライブ中継で見てたのですがプロレスラーの引退試合として歴史に残る試合でした。ベストバウトという意味ではなくてね。天龍源一郎というプロレスラーの最後の生き様はぜひ自らの目で確認してくださいまし。ちなみに字幕設定にしないと大半は何言ってるかわからないのであしからず。
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