高校生のとき付き合っていた人のご両親が教員で国家を歌わないと聞いたとき、うわー思想つよ!等と当時は思いましたが、今の私も歌いたくないかもしれない…。
「壁あつき部屋」を見てからそういえば終戦記念日…
深作欣二監督が監督権を買ってまで撮影した『羅生門』スタイルの戦争映画。
深作の思想が強く現れている作品で、戦争への怒りや上層部への憎しみ、新秩序への不信感などの描写は後年の深作作品にも見られる。
翌…
「戦死」が「死亡」に書き換えられ、死亡日は空欄、敵前逃亡罪による死刑との通知。
夫の本当の最期を知るために、関係者を巡る妻の話。
国が勝手に始めた戦争で夫を失い、戦争なんてなかったかのように豊か…
記録
キャメラが異様なほど傾き、狂ったように荒ぶる。それ自身が意志を持ち、これでもかと絶望を映す。どこまでも不安定で異様、久しぶりに気持ち悪くなった。
次々と写されるスチル写真はこの映画の説得力…
深作欣二、ヤクザ映画だけじゃないんだな。
戦争が終わって26年。夫の死の真相を追う妻。夫を知る帰還兵を訪ねる日々。徐々に明らかになる日本軍の非道。上官殺し、食人行為、生き残る為なら何でもする。
戦争…
ゆきゆきて神軍のドラマ版という感じ。
当時はパートカラーが流行ってたのかな?
使い方がとても上手かった。深作はどっちかというと、職人監督って感じだけどここまで演出のセンスが突出してるのは他の監督作品…