これほど反戦のメッセージが込められた映画は他に観たことがない。
まだ日本人にとって戦争の記憶も生々しい時代の作品だが、人は悲惨な出来事もあっという間に忘れてしまう。
戦争は始まってしまったらもう手遅…
〖1950年代映画:手記実写映画化:戦争映画:東横映画〗
1950年製作で、東大出身の戦没学生の手紙や手記を集めて出版された「きけわだつみの声 日本戦歿学生の手記」を基に実写映画化の戦争映画らしい⁉…
あゝ!肺腑をえぐる一千萬人の慟哭
ビルマに散った若き魂(ジャケ写の惹句より)
戦争の悲惨さ、人間の愚かさを見せ付けられる。
負傷兵は手榴弾を支給され置き去り、反抗的な部下は秘密裏に始末される。
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実質岡田茂の初プロデュース作で、翌年東映創立の切っ掛けとなった記念碑的な関川秀雄監督の反戦映画の秀作。青地軍曹伊豆肇が、岸野中尉原保美の画策で大隊長以下上層部が部下を見捨て戦地から敗走する裏切りに降…
>>続きを読む【戦後初の戦争映画】にして
【日本初となる反戦映画】
第二次世界大戦末期に戦没した学徒兵による遺書の遺稿集をもとに映画化されたもの。
最前線にて日本兵が死ぬ姿を映像にしたのは、本作が初めてらしい…
戦死者約3万人の史上最悪の作戦と呼ばれるインパール作戦。ウ号作戦ってやつ。
衛生的な環境や勝算が担保されてないところに約10万人の兵力突っ込むのが当時の戦争なのね。
戦争は良くないとか当たり前なんだ…
戦後初の戦争(反戦)映画として知られてます。この時代特有の日本語台詞がはっきり聞き取れないという問題はありますが、なにせ敗戦後僅か5年後に作られたという事もあり、実際に戦場を体験したリアルな目での…
>>続きを読むインパール作戦がテーマの、しかし敵兵が一切画面に登場しない戦争映画。GHQの検閲への対策でもあったのだろうか。かわりに上官が敵役として描かれるが、実に憎々しいだけに、最後にどうなったか描かれないの…
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