『何だ、おい!その歩き方は!』
響き渡る怒号。
若き仲代達也さん、映画『七人の侍』の
通りすがりの浪人役での一幕。
声の主は、黒澤明監督。
仲代さんを罵倒し、指導。
ワンカットの歩くシーンの為に、
…
映画というよりずっと演劇的。説明台詞も多い。
主に仲代達矢が逃げて誰かが追う展開の繰り返しで特段面白味のある脚本ではないが、恐らく本意はそこじゃない。彼を始めとする役者たちの熱を帯びた芝居の応酬がこ…
なんだか大々的なトヨタの宣伝にしか思えない…
終始周りがカリカリしてて娯楽ではない。
始まりと終わりのテロップが映画というよりテレビドラマ。
仲代達矢のボケ老人演技があまりにも自然で凄すぎる。…
仲代達矢は『乱』でリア王(秀虎)を演じているけど、それを踏まえて(衣装に黒澤監督の娘さんのクレジットがあった)、老人ホームを抜け出した徘徊老人を演じている。登場人物も少なく演劇的。黒木華が野暮ったい…
>>続きを読む演劇調の映画だった。そういう映画を初めて見たので、この映画の良し悪しはわたしには判らない。
語気の荒い黒木華と、仲代達矢の演技が好き。
認知症の父が凄まじい。とてもよく分かる。一度思い込んだこと…
このレビューはネタバレを含みます
仲代達矢が圧巻。脇役4人もいい演技してるけど、仲代先生(だけ)のための映画ですね。
しかもリア王を主題にした映画ではなく、海辺を物理的な舞台にした「新釈リア王」、まんま戯曲です。
知らずに行くと、先…
©「海辺のリア」製作委員会