白衣調教の作品情報・感想・評価

白衣調教1986年製作の映画)

製作国:

上映時間:61分

3.0

「白衣調教」に投稿された感想・評価

ポルノビデオ出演という秘密の過去を抱えている看護婦(青木祐子)が、元ポルノ製作者の映写技師(佐野和宏)に付きまとわれてしまう。過去のしがらみを断ち切ろうとする看護婦の粉骨砕身を追っているロマンポルノ。製作は独立系の雄プロダクション。

過去を捨てている女性と、過去に縛られている男性の、性差を描いている葛藤劇。場末の成人映画館が主なる舞台なので、失われつつある性産業の儚さが感じられる。ちなみに男優の佐野和宏は、90年代の国映ピンク映画を支えた功労者。

看護婦が出演させられた作品がどのような位置付けにあるのか、判然としないままで物語が進む。「これはビデオから映画にした作品」という説明台詞があるのだが、どのようなフィルムをどのような形態で上映しているのか、不明瞭なのが心惜しい。

「女のしたたかさ」によって打ちのめされる、ラストシーンは及第点。あと、試写室での喫煙は危険なので止めたほうがいい。