引き続き勝手に大地康雄祭り。日活ロマンポルノ。
本作の役どころは、都市開発で2週間後に閉店するキャバレーのオーナー兼高校生の娘をもつ親父。娘の親離れ/父の娘離れと、キャバレー文化の衰退、キャバレー…
ロマンポルノ最終年の作品。再開発を控えた国分寺のつぶれかけのキャバレー、というモチーフからしてエモい。そんなキャバレーで行われる大学新歓コンパってのがまた青春でキラキラ。女子高生のスクーター2ケツと…
>>続きを読む都市開発で潰れる間近のボロいキャバレーをにっかつロマンポルノに見立てた、涙のロマンポルノ慰労会。ジジババ臭くならないのはJKと大学生の恋愛がメインに据えられているからで、そのフレッシュなバランスは金…
>>続きを読むシネロマン池袋さんで。
思えば、平成とは映画ジャンルとしてのロマンポルノが消えた時代だった。88年、ロマンポルノ終了間際に作られたロマンポルノへのラブレターであり、さよならの手紙である。映画の工場だ…
ロマンポルノにそれほど関わりのなかった大地康雄が一つの時代の終わりを見届ける重要な役柄を何故に演じているのか分からないが、その佇まいは本物。『フレンチ・カンカン』のジャン・ギャバンか『チャイニーズ・…
>>続きを読む金子修介の腕が光りまくる。「いたずらロリータ後ろからバージン」でのどしゃ降りのラストを今作ではキャバレー店内に降らせる。娘がOB探しという名目での母親探しの末に待ち構える大地康雄。この階段このマンシ…
>>続きを読む冒頭からロマンポルノ終了を懐かしんじゃう感じがありありだ。公開前に既にロマンポルノ終了が発表されていた。かとうみゆきと高樹陽子は、どちらかというとAVだ。橋本杏子は、ピンクAVにっかつそしてピンクへ…
>>続きを読む日活株式会社