現代やくざ 人斬り与太の作品情報・感想・評価・動画配信

「現代やくざ 人斬り与太」に投稿された感想・評価

 スコセッシ映画ばりの軽妙さでポンポン魅せてくれて、しっかり人生を感じさせてくれる90分弱の圧倒的充実感。仰々しいモノローグで加速する序盤、演出で魅せる中盤、生き様で圧倒する終盤という感じでコース料理ばりにお腹いっぱいになる
 特に演出、深作欣二お決まりのチラチラ光演出が今まで観てきた深作映画の中で一番輝いてた。無情なセックス後の電車のガタゴト、バーやトルコ風呂のショッキングピンク&ブルーのチカチカライト、顔で威圧する前にパチッと役者自らが灯す照明、さらにそれを発展させた「煙草の火で浮かび上がる顔」とか!!すげえ!!の連続。画面観てるだけで飽きないね
 そしてこの手の映画観た後にいつも思う、正直で真っすぐな人間ってなんでこんな生きずらいんだろうね
ラストの絶望感といい、なかなか見せてくれたね。前日に『仁義なき戦い』を見たせいか、菅原文太さんが広島弁じゃないのがすごい違和感だった。この映画の中でも矢頭組長の佇まいというか迫力が半端なかったので調べてみたら、本物の元ヤクザで安藤昇という人でした。お見逸れしました・・・。2人の持っている信念に圧倒される。
深作映画の菅原文太はどんな役でも最高にかっこいい。トルコ風呂、荒れ果てたアパートを照らしながらけたたましく通り過ぎていく電車、この詫びしい昭和の香りが好きだ…。そして三谷昇のシーンで急に湿り気を帯びてぞっとする感じ、堪らない。これを観る1時間前くらいにポチった黒いタンクトップが渚まゆみ着用のタンクトップと酷似していて焦った。
Loco

Locoの感想・評価

3.6
今回はちょっとお下品な役柄
金を作るためなら違法チョンの間、賭場あらし、カツアゲ、なんでもやるけど上手くはいかない
最後は潰れた映画館で蜂の巣に
 ラーメンすする女が彼の子を授かっていたとは…
一度負け癖の付いた犬はそれっきり噛みつくことすら忘れちまうんだ

んっん〜!名言ですな!
出会った瞬間座右の銘確定である
この作品に関しては安藤昇がヤバい。
目がホンモノ。
どんな俳優でもあの目は絶対誰もでけへん。

刃牙の「花山薫」のモデルとされてる伝説のステゴロ喧嘩師「花形敬」がこの安藤昇の安藤組の大幹部ってマジでヤバない?
極道というよりは愚連隊やったって事も知らんかった。

後、渚まゆみって人の色気がすごかった。


この作品はマジで見応えある。
第5作

OPの画面いっぱいで威勢の良いタイトルバックが最高
今作と次作の菅原文太の好演が仁義なき戦いでの大抜擢に繋がると思うと感慨深い
浅草の映画館が閉館すると聞いて記念で行ったときにやっていた映画。なんかアメリカンニューシネマみたいな破滅の美学を感じた。
一

一の感想・評価

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ラスト、渚まゆみの遺骸と赤飯の握り飯を前にして崩れ落ちた文太兄が手元に落ちているドスをほとんど無私の表情で拾い上げ鬼のように暴れまわる。圧倒的な迫力。そして、当然ながら安藤昇は圧倒的な説得力。部下の八名信夫に「仕事を頼みたい」と何も言わず煙草に火をつけてやると、次の場面ではすでに仕事は為されており、八名"まず~い"信夫は敵方の親分や幹部と共に血みどろで息絶えている。かっこいいシーンだった。あとはもう地井武男がチンピラ役で出てるだけでオレはうれしい。
安藤昇の苦い感じがめちゃくちゃ良い。
これまたラストの暴力がヤバい。