ルストムの裁判の作品情報・感想・評価

「ルストムの裁判」に投稿された感想・評価

くりふ

くりふの感想・評価

3.5
【裁判終えても賄賂は続くよどこまでも】

ネフリにて。インド軍人の不倫裁判劇?…せこそうな話だな…と後回しにしていたが、みてみれば何だ、オモロイじゃん。

元ネタは50年代に起きた、インドの海軍将校による殺人事件らしい。まだインドが陪審員制だった頃のお話ですね。

半年の航海から戻った、アクシャイ・クマール演じる将校が妻の不倫に気付き、即座に行動に移ると相手の男を射殺?する…までをテンポよく描き、引き付ける導入。

で、何だか火サスみたいだな…と思っていると、ありゃまの意外な方向へ。果たしてこれは、衝動殺人なのか?それとも、ある真実を暴くための、計画的犯行なのか?

謎が転がる中盤辺りまでは、かなり面白がれました。アクシャイが巧い。汚れた英雄…というか、汚れ役を引き受ける漢っぷりに、世論がなびくのも無理ないなあ…と思わせます。

で、皆が無罪を願うなか…。

妻役、イリヤーナー・デクルーズは『バルフィ!』で出てきた時は凄い美人と思ったが…本作ではそうでもないや。アキレス腱キラレてしまう人妻役にはスゴク嵌っていましたが。情けなくもいい女。

殺される男の姉役、イーシャー・グプターがいかにも女豹で、いいアクセントだったが、あの演技ならてっきり、弟と共謀しているのかと思ったら…眼は楽しませてくれましたが、役は肩透かしでした。

で、この展開だと、最後にもうひと転び、でかいドンデン来るかと思ったのに…。大いなる残尿感を残したままのエンディング。惜しい。

インドの賄賂天国がここでも大手を振っている。これが病巣かはわからないが、これが変わらぬ限り、同じ事件は続くのでしょうね。だからこそ、2016年に作られても説得的だったのでは。

インドの恥ずかしい話、ではありました。

<2019.9.28記>
Baad

Baadの感想・評価

3.0
インド映画281作目はパールシーの軍人を主人公にした法廷もの。

『ベイビー』の監督のプロデュースらしいんだけれど、あんまり面白いと思えなかった。

ファッションとかプロダクトデザインとか可愛いんだけれど、物語に関して言えば、インド映画のサスペンスはインドで評価が高くても外れることが多い。
これも同様でした。
ezu

ezuの感想・評価

3.9
裁判系ミステリー映画。
予想に反して面白かったし音楽も良い。
日本の大正レトロでいうなら将校さんって感じのアクシャイクマールが良い。
てれ

てれの感想・評価

3.4
ネトフリ滑り込み観賞で。

そういえば裁判もの映画ってマレーネ・ディートリッヒの「情婦」ぐらいしか観たことなかったなぁと思って。やっぱり真実を追及していく人間と追及される人間のコトバの戦闘は面白い。

舞台である50年代のイギリス色強いボンベイの街並みがなかなかファンタジックで好きだった。日本の大正レトロ的な感じ。

全編通してシリアスなアクシャイ・クマールが見られるし、海軍の軍服似合っててカッコいい。軍の人間って無駄な動きや話がないから鼻につくところがいっさいなくて物理的に見やすい(?) 自分の味方も弁護士すらもいない法廷で、正々堂々と受け答えするあたりは愚直だけど、同時に強かだな。
あと彼の役がパールシーってところが気になる。あの新聞記者のおっさんもだが、インド社会におけるパールシーの地位ってわりと良い方だと聞いたけど実際どうなんすかね。

ルストムはもちろんロボ警視もカッコよすぎてハマりました。シンシア役のイリアナ・デクルーズは清楚系美人で好き。
最後ちょっと不気味というか、結局ルストムの手のひらの上で全員転がされてるだけやんっていうのがゾワっとした😨😨

ちょっと応援できない〜って思っちゃうけど、芸能界の裏側もそんなもんなんだろうね🙄

裁判映画て全体的にシリアスだったけど、音楽がちょいちょいボリウッドみがあってバランスが絶妙だった🤣
てるる

てるるの感想・評価

3.8
アクシャイ・クマール主演の実話を基にした法廷サスペンス。

妻の浮気を知った海軍中佐ルストム。
間男の金持ちクズ男ヴィクラムを射殺。
その足で警察に自首、裁判にかけられるが、ルストムはそこで驚くべき行動に出る…。

ルストムの圧倒的不利…というか自らを追い込んでいく姿勢にハラハラ。
そこをどう法廷で逆転していくかが見所。

そして明かされる真実。
どこまでが本当の話で、どこからがフィクションなのかは分からない。

でもインド映画お得意の練り上げられた脚本で最後まで見入ってしまった。

シリアスになるところを、お調子者の新聞記者がいることでコミカルさもあり。

でもやっぱりモヤるのが妻の不倫。
ルストムは何も悪いことしてないのに、寂しいかったからという理由は納得いかん!

そもそも旦那さん不在の時に2人きりで過ごすとか意味分からん。
そこは普通に断れや!

だから歯の浮くようなセリフやら手紙やらプレゼント攻撃するようなヤツを信用するなと何度言ったら。

とりあえず常に軍服をビシッと着こなすアクシャイ・クマールがカッコイイ。
奥さん役のイリアナ・デクルーズもめちゃ美人。ちょっとインドっぽくないかも?
裁判サスペンス。

とってもインド映画らしい演出でした。スーパースターのシーンは音楽が変わる。美女常にソフトフォーカス!
踊りはないですが歌は何回か。

それはさておき、ストーリーは、前半は完全にアクシャイはヤッちまった顔で、どうなるのか予想が付かず。後半はまったく何を考えてるのか予想付かず。

裁判シーンは検事さんがコミカルですらありますが、アクシャイがやり込めるというか嘘を暴くシーンなどは、見所満載でした!

面白かったです。

このレビューはネタバレを含みます

一件落着のようでいて実はこれはかなりモヤモヤする幕切れなのでは。正義が捏造された感。無理矢理ハッピーエンド風にしちゃうのは商業映画としての限界か。プロットはかなりよくできてる。

このレビューはネタバレを含みます

実際にあった事件を基にした映画。

最初から彼が最終的に無罪になる事はわかっていたけれども、それでも、途中から見入ってしまうのは裁判という設定の妙なのかな。

それなりに楽しんで観れた。

しかしインドの女優さんはお綺麗。
そして外国ロケも。
あれだけのためにわざわざ行ったんだなぁ。と考えるとインド映画の予算の凄さを改めて感じる。

このレビューはネタバレを含みます

シンシアが足をくじいた時の雷の轟き、マヒージャーが甘言を囁いた時の金属音など五感で「シンシアは然程悪くない」「不倫は悪」「マヒージャーはクソ」と伝えてくるのが面白かった。
ルストムも意外としたたかで見応えがあった。人間は多面体だもの、そうだよね。

チャラ男になって他の男に問い詰められて「遊んだ女全員とは結婚できない」って言いてえ
>|

あなたにおすすめの記事