ロスト・イン・パリの作品情報・感想・評価

ロスト・イン・パリ2016年製作の映画)

Paris pieds nus/Lost in Paris

上映日:2017年08月05日

製作国:

上映時間:83分

あらすじ

カナダの田舎町で図書館司書として働くフィオナのもとに、パリに住むおば・マーサから手紙が届く。 「老人ホームに入れられてしまうわ。助けて!フィオナ!」 数日後、フィオナは大きなバックパックを背負い、生まれて初めてパリの街に降り立った。おばとの久しぶりの再会に心躍らせてアパートを訪ねるが、そこにマーサの姿はない。おまけに橋から落ちて全所持品をセーヌ河に流されてしまう。どうにかバックパックを…

カナダの田舎町で図書館司書として働くフィオナのもとに、パリに住むおば・マーサから手紙が届く。 「老人ホームに入れられてしまうわ。助けて!フィオナ!」 数日後、フィオナは大きなバックパックを背負い、生まれて初めてパリの街に降り立った。おばとの久しぶりの再会に心躍らせてアパートを訪ねるが、そこにマーサの姿はない。おまけに橋から落ちて全所持品をセーヌ河に流されてしまう。どうにかバックパックを取り戻したフィオナは、彼女に恋をしたホームレス・ドムにつきまとわれながら、マーサを探してパリ中をさまようことに。しかし、街での聞き込みの結果、マーサは 2 日前に亡くなったことがわかる。フィオナは悲しみを堪えながらドムとともに葬儀へと向かうが―――。

「ロスト・イン・パリ」に投稿された感想・評価

natsu

natsuの感想・評価

3.0
わっ、面白そうな映画!と期待が大きすぎました。色っぽいシーンは無くてもいいんじゃないかな?夜明け前の街はすてきでした。
obao

obaoの感想・評価

3.2
@シネ・ヌーヴォ
道化師夫婦主演(製作・監督・脚本も手掛ける)による作り込まれた…あまりにも作られ過ぎたコメディ。その度合いで、これを好きか嫌いか分かれるところでしょう。
ジャック・タチを引き合いに出されているようにオシャレなコメディですが…大阪人としてはもっとドタバタで雑な(チャップリンやキートンのような)喜劇の方が好きなのでした…。

カナダに住むフィオナの元にパリから届いたおばの手紙。憧れのパリへおばを訪ねるがすれ違い、なかなか会えないふたりに…ホームレスのドムが絡んでの珍道中が始まる。

パリの街をさまよい、軽快な音楽とともに踏むステップは心地よい。
しかし、上映に辿り着くまでに何十回と見た予告。ここ笑うところ…なのでしょうが、もうすでに予告で見覚えてしまっているので…笑えない。それは、劇場でいっしょに観たお客さんも同じなのでしょうか?場内に笑い声が起こることなく、ずっとクスクス…ニヤニヤと。

ほんのりと幸せを感じられる映画ではありました。
LouisSato

LouisSatoの感想・評価

3.5
paris pied nus(邦題ロストインパリ)見てきました。

全編可愛かったです。

寒い寒い英語を話すカナダで、ヒロインがいて、偶然、パリに住んでいる年老いた叔母さんが少しボケてきてることをしり、これは心配だ!とリュックひとつで、憧れのパリで訪問をするが、様々な事件に巻き込まれて行くストーリー。

ウェスアンダーソン監督を彷彿とさせて、シュール、かわいい、シュール、と全編ファンタジーというか寓話の世界でした。
年老いた叔母さんが有名なフランス人女優で、英語を話すカナダ人の役なのに、絶対に英語をふだん喋んないなこりゃって確実にわかるひどい英語も、寓話だから笑えます。笑

ヒロインとヒーローは、実際に結婚していて、だから息ぴったりなんですね。
どっちもダンスや道化師などをやっているそうです。
ヒロインは普通の子の役で、ヒーローはホームレス役なのに、一発で服の上でもわかる、一切無駄のない体!
普段の生活の中では決して筋肉がつかないはずのところが、ボコボコっと筋が付いていたから、最初はバレエ出身の2人かなと思っちゃいました。
やっぱりダンスの体は美しい!

叔母さんと昔恋人だった男の、ベンチでのダンスは、とっても良かったです。
私も足が動きそうになりました。笑

なんじゃこりゃなエンディングでしたが、短いわりにはよくまとまっていて、割と幸福感いっぱいで映画館をでました。
mingo

mingoの感想・評価

3.7
タチは言いすぎだけど、なかなか良質な、おフランスらしさ全開のハートフルコメディ。ドゥミの「ローラ」は死ぬほどナントに行ってみたくなるけど、本作はそこそこに今のパリに行ってみたくなる。監督、脚本、主演が全部2人で手掛けてるのも珍しく、仲の良さが画面越しに伝わる。

ベンチに座り膝から下だけを写したダンスシーンはなかなかステップが可愛く小粋。ジジババになってもあんな空気感を纏いたいもんです。ちなみに僕の今日の下のズボンはフランス古着。雨でびちゃびちゃだけど。

なんにも予定がなくて、クスクスほっこりした笑いをえるに最適な日曜の午後映画。
主演2人の身体の造形とそこから繰り広げられる動きの1つ1つが美しくて楽しい!

CitéやSaint-German-des-présなどParisの大好きなエリアを舞台に展開するストリートパフォーマンスのようだった🇫🇷
中居正広、光浦靖子、志村けん演じるひとみ婆さんでリメイクしたら面白いと思う。監督は山下敦弘で。
喜劇!動きだけで可笑しみを表現できるってすごい。
エマニュエル・リヴァの老いた可愛らしさがとても素敵だった。
marie

marieの感想・評価

3.8
映画の好みは千差万別。この手の作品は好き嫌いがはっきりわかれると思うけれど、この作品を良いと思う人がたくさんいたら、世界は平和だなぁと思う一作。笑

アベル&ゴードンが素敵なことこの上ない。
自分としては決定的だったが語るほどのことでもない偶然によりこの映画の存在を知って、予告編を見たらその雰囲気の良さに鑑賞確定リストに即入れたわけだけど、実際見たら期待以上の出来に90分幸福感を味わった

まず主人公フィオナの住むカナダの寒冷地の全景を模型で表し、パントマイムで吹雪を表現するスタイルに嘘っぽさの味にパントマイマーならではの独創性と面白さが感じられ、この時点で無二の名作になることが確信できた

というかこの冒頭からしてそうなのだが、ほとんど固定カメラしか使わない古典的手法に極力動きのみで笑いを産もうとする姿勢にと、意図的否かはさておきチャップリンやキートンといったサイレント期の喜劇役者にして喜劇監督、そして同じくサイレント期のコメディの旗手ルビッチ等に通じるものが端々から伝わり、その原初的ともいえる映像表現の数々に楽しさと嬉しさでたまらない気持ちになった

だがこの作品で一番感動的だったのが、これが遺作となったエマニュエル・リヴァの可愛らしくもある演技で、足だけのダンスも実に愛嬌もあるものだったし、ラストも彼女の最後の出演作に相応しいものとなっていて運命的なものすら感じてしまった

この作品は実に低予算じみていて、時折雑さも垣間見える場面もダンスシーン等いくつかあったのだけど、作風故かその雑さも良さに思えるような茶目っ気があり、そういう粗も含めて良い作品だったなと思えるものだった
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