ありふれた話の作品情報・感想・評価

ありふれた話2009年製作の映画)

Jao nok krajok/Mundane History

製作国:

上映時間:82分

3.8

『ありふれた話』に投稿された感想・評価

4.3

下半身不随になった青年と彼を介護する男のお話

アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督の長編デビュー作。映画は殆ど一室の室内劇に終始して閉塞感が漂い続けるが、彼の意識が宇宙に飛んで宇宙の誕生を眺めた…

>>続きを読む
詩歩
4.0
このレビューはネタバレを含みます

福岡・アジア映画祭にて。
過去視聴のため、以下ノートの書き写し。

最後のシーンは人間の赤ん坊が帝王切開で産まれるロングショットだった。何か手術してるな、グロいな、と思ってたらお腹からぽんっと頭が出…

>>続きを読む
3.8
宇宙行きがち

時間も空間も境界線を失くして、青年と看護師の間を隔てていたものは痛みをともないながら溶解していく。

宇宙の神も国の長も痛みによる支配ではなく融和を目指せよ。分断の壁をわざわざ建ててる場合じゃない、…

>>続きを読む
お
3.5

途中寝たりしながら生命ってすごいよなぁみたいな当たり前の感想を考えていた、自分が苦手だったものってそれを取り巻くさまざまなことで本質的なものはなーんにも嫌いじゃなかったんだ、よかった、みたいな。映画…

>>続きを読む
Nyayoi
4.0

近くのミニシアターで東南アジア映画特集をやっていて観ることができた。
タイの映画。女性であるアノーチャ監督の初長編作品。

事故で下半身麻痺となった青年エイクとその介護人としてやってきたパン。
心を…

>>続きを読む
ミニマムであり、壮大

アノーチャ監督長編初監督。私は3本目だったけど、映画に関してどう向き合っているのかがなんとなく分かった気がした
昔映画祭で見てずっと再見したかった作品。
編集の話、家父長制の話、タイのデモの話、聞くことができて本当に良かったです。
二つの物語が並列して語られる
そのドライなぶつ切り感とあの唐突なラストの、どこに感情を移入しろと?

あなたにおすすめの記事