ジョンベネ殺害事件の謎の作品情報・感想・評価

ジョンベネ殺害事件の謎2017年製作の映画)

Casting JonBenet

製作国:

上映時間:80分

2.9

あらすじ

「ジョンベネ殺害事件の謎」に投稿された感想・評価

川本凌

川本凌の感想・評価

2.8
うーん...
オーディションを受けるあらゆる人々の視点から事件を語っていく、という構成は面白いと思ったけど、だんだん自分語りが多くなっていって疲弊した。
cora

coraの感想・評価

2.1
今までとは違った映画
家族が犯人だと匂わせすぎて偏った見方になる感じがイマイチ
もう少し内部事情とかを詳しく載せてくれるかと思ったらキャスティングされた人達の考えばかりでそういうのなら既に皆も考えたことがあるって思うのばかりだった
SHIBA20

SHIBA20の感想・評価

4.7
センセーショナルとなったこの事件

うまく映画になってた。

何パターンもの推理が考えられるが答えは見つからない。
それを魅力となってはいけない

RIP
Auralee

Auraleeの感想・評価

3.0
Netflixの「イカロス」「邪悪な天才」を続けて観てドキュメンタリーって面白いなと思い、次に観たのがコレ。想像していたのとは全く違う一風変わった内容で度肝を抜かれました。
ジョンベネ事件を扱ってるけど、登場人物の説明も時系列も事件の概要も説明なし。事件そのものに興味のある人はこの映画ではなくwikiなどで調べた方が理解出来ます。邦題よりCasting Jon Benetという元のタイトルの方が内容を表していると思う。

この映画の掟破りなところは、事件の真相を演繹法や帰納法で追及するのではなく、地元の人たちが当事者になりきってそれぞれの解釈を披露していくところです。彼らは当時の空気を肌で知っている人ばかり。
その無責任な珍推理や噂話から世間の目や倫理観が浮かび上がってきて、観ていて不快感すら覚えるんだけど、最後の演出でようやく製作者の意図が理解出来た。
穏やかな音楽が流れ始め、バラバラだった出演者たちが同じ感情で繋がった瞬間、真実が現れる。これは誰にとっても痛ましく、悲しい事件だったのだ。儚く美しいダンスが切ない余韻を残し、これはドキュメンタリーではなく追憶だったのか、と気づかされる。


しかし今も生きている関係者にしてみれば相当シンドい内容だから、手放しで褒めるのもなんかな〜っていうのが正直な感想。それでもこんな手法もあるのかと驚いたので、スコアはオマケしてます。
ドント

ドントの感想・評価

4.0
2017年。大変面白かったけど、奇抜な問題作だと思う。96年末にコロラドで起きた、6歳の子供アイドル殺害事件(不備や謎や不審な点が多く、結局未解決)を再現ドラマ化した半ドキュメンタリー、のようでいて、その枠を揺るがす傑作。
困ったことに内容に触れると本作の反則なすごさと面白さがバレちゃうので困る。原題は『ジョンベネ(事件)の配役』。とどのつまりは、ジョンベネ事件に対して、父/母役などの候補者たち=様々な波乱に満ちた人生を持つ人々が、勝手な想像で憶測を語り意見を述べていくけど、結局事件の核や背景なんてわかりゃあしない、という作品なのだ。
未解決のまま終わっていて新事実も出てきてない事件に対して、(再現ドラマに出るとはいえ)素人が何か考えるとか、ましてや心理や性格に関して想像するなんてまさに素人考え。その結果キーマンである父/母の像は限りなくぼやけ(本人の姿が一切使われていないのは意図的だろう)、事件の輪郭すらあいまいになり、何がなんだかわからなくなる。そのあてずっぽうの混沌がラスト5分の「再現ドラマ」の衝撃に結実する。ある意味無礼で、ある意味誠実な「再現ドラマ」。
本当の気持ちとか真相とかそんなわかりやすいモンがそうそうあるわけない。言えるのはただ「ジョンベネという子供アイドルがいた、そして殺された」ということくらいだ。つまりそれがラストシーン。ポストトゥルースとか隠された事実とか、あるいはマスコミ的な「わかりやすい話」を撃ち抜く、曖昧なるドキュメンタリー。ここには真実はないし、どこにも真実はない。
〇〇です。ジョンベネ・ラムジー役のオーディションにきました。誰がジョンベネちゃんを殺したか知ってる?
---(事件当日の再現VTR)---
父ジョン役を希望する〇〇です。この前まで服役していて出所したら俳優になろうと決めていました。
---(事件当日の再現VTR)---
刑事役を希望する〇〇です。昼間はバウンティハンターをしていて夜はSMプレイなどの指導をしています。
---(事件当日の再現VTR)---

というような構成で話は進む。遺族3人の他にも刑事や容疑者などの役があり、それぞれの役に数人ずつ候補者がいて、1人に絞られてはいない。制作側は最後まで絞る気はないみたいだ。
地元住民から選ばれたらしいキャストが、21年前のジョンベネ事件に対する自由な見解を述べていて、その発言をメインとしたドキュメンタリーであって、謎に迫るものではないので、邦題の「ジョンベネ殺害事件の謎」は少々トンチンカン。原題の“Casting Jonbenet”のCastingの意味を少しは汲んで欲しかった。

母パッツィーと父ジョンが一つの部屋の中に複数人ずついる光景は、桃太郎・犬・猿・キジ・鬼が5人ずつ出てくる近頃の幼稚園の桃太郎のようで、「脳内ニューヨーク」のクライマックスのようでもあって、とにかく異様だった。

ラスト、ジョンベネちゃんが綺麗なドレスを着て家の中からステージのような場所に羽ばたいていくシーンは、皮肉にも“ジョンベネちゃんは家に居ながらにしてミス・アメリカよりも有名になった”という意味が込められているのかなと感じた。
寂々兵

寂々兵の感想・評価

3.4
ジョンベネが殺害された町の住民たちによるフェイク・ドキュメンタリーだが、演者たちが聞いてもいないのに犯人像を推理し始めたり、自分の性被害体験を語り始めたりと奔放すぎて笑える。署長役に応募したオッサンなんかは映画なんてどうでもいいとばかりにSM講師の仕事について雄弁に語るのだが、昼は警官をやっているだけあって演技が堂に入りすぎて爆笑。結局は映画なんてそんなもんなんだなあ。あらゆるパッツィーとジョン役の演者(フェイク)が舞台セット(フェイク)の中で入り乱れる終盤は圧巻の極み。ラストもエモい。
最後のところには、はっとさせられる、というかなんかパラレルワールドのような感じも面白い。ディレクターの目線で真相を追うわけでもなく、証拠とか実際の映像を持ち出すわけでもなく。キャスティングを通して、そのキャストたちそれぞれの思うストーリーが最後に集約されていて。
あんまりドキュメンタリー熱心にみないけど、これはみてよかったと思う。
Emma

Emmaの感想・評価

4.0
Netflixやるわぁ꒰⁎′̥̥̥ ⌑ ‵̥̥̥ ꒱

この事件、昔テレビでセンセーショナルに取り上げられて犯人探しが話題になっていたのと、ジョンベネちゃんの子供なのに大人びた美貌がある意味、子供時代の私の目には異様で、強烈なインパクトを与えたのを覚えてる。

けっきょく真相は分からないけど、このドキュメンタリーは犯人探しのドキュメンタリーではなく、ジョンベネの住む街が出身であの事件に少なからず遠からずな”なにか”を持ったある意味、理由ありな地元俳優たちばかりを集めて、ジョンベネ一家を演じさせてるのが、肝の作品。

オーディションの段階から彼らの事件に対する思い思いの言葉をそのまま映し出して行きます。

観終わったところで犯人が分かるわけでもないし、ある種の正当なやるせなさは胸に蘇ってはくるものの、一言でいうならば、人は自分の見たいように物事を見て、当事者でない限り好き勝手に物を言うということがよく分かる作品でした。

一人一人がやたらと確信めいて発言するけれど、それって本当にそうでしょうか?って、いちいち立ち止まって考えてみると、案外根拠もなくとんでもないこと言ってたり。

現代のSNSでも事件があるたび犯人探し、個人情報の晒しあげ、それを煽る者、危惧する者、なんとも思わない者が必ずいますが文字によって顕在化しているだけで、昔の時代も人の噂やデマや憶測は存在していたことがよーく分かります。

けれど誰かの言ってることの中に、もしかしたら事実があるのかも知れなくて。人の噂や、物の見方についても考えさせられる作品でした。

ただひとつ、あんなに可愛い子供が”だれかに”命を奪われたという事実はやっぱりどこまでも残酷だと思いました。
あぽぽ

あぽぽの感想・評価

4.2
こういう作品があるから、Netflixをやめれへん。

今村昌平監督の人間蒸発を思い出すような、
フェイクとファクトを行き来するようなドキュメンタリー。

ドキュメンタリーって結局は、編集してる時点でフィクション(作られたもの)になって、フィクションの中のリアルっていうのがドキュメンタリーでもあるんやなあって、ドキュメンタリーの授業受けた時に思ったの思い出した。

完全なるフェイクやのに、それぞれのジョンベネ一家というか夫婦が重なり合って、ファクトになる。最後は圧巻。

ドキュメンタリーって、すげえ。
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