"夢"の隣にある、分かりやすい"現実"。
こどもの視点だと、悪い事してる自覚なんて
まったくなくて、ただ単に純粋で、無邪気で、
好奇心しかなくて。
それでも結末は、いつもこどもが犠牲になる。
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パステルカラーを基調としたカラーリングはショーン・ベイカーのキャリアハイ。貧困のイメージとは正反対にビビッドな画面は、むしろ子供たちを筆頭とした彼らのバイタリティ(生き抜くために半ば強制されてるとも…
>>続きを読む是枝監督の「誰も知らない」に影響を受けたという話にめちゃくちゃ納得。
子供だからわからないけど、観てる側からはそのシーンの意味がわかる。
セリフで語らず、映像で語るのが上手い。
もはやウィレム・デ…
めちゃくちゃリアルだった。アメリカって日本よりも貧富の差が激しくて、この家族もモーテルでその日暮らしのような生活をしている。子供は親を選べないから、生まれた環境で生きなければいけないけど、生活は貧し…
>>続きを読むS.ベイカー監督作の中で最も社会派だと感じている。何気に全作社会派なんだけど、サブプライムローン危機とか、フロリダを夢と現実に分断するようなヘリコプターの爆音とか、色々問題が差し挟まれてたりするので…
>>続きを読むショーン・ベイカー監督作品。フロリダの隠れホームレス親子の映画。強烈な母親と娘を描いた物は多いが最後まで子供を虐待しない作りに共感する。親同士はぶつかるけど子供を思ってのこと。誰が悪いと言い切れない…
>>続きを読む2010年代のひとつの流れになっていたケン・ローチ系譜の作品。
戦争と超インフレが起きた現在を基準とすると、どうも前時代的に見える(今やさらなる格差化のうえにフェンタニルとか極右の台頭とかあるもんな…
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