地球でたったふたりの作品情報・感想・評価

「地球でたったふたり」に投稿された感想・評価

寉岡萌希と寉岡瑞希のリアル姉妹が姉妹役を演じています。
作品としての質は決して高いとは言えなのですが、血の繋がった姉妹にしか感じることの出来ない強烈なシンパシーを味わえる貴重な作品。
あくまでも個人的な感覚レベルでの話ですので、伝わっるかどうかのお約束は出来ません。
なぜこの作品がこんなに好きなのかは自分でも謎(かれこれ5~6回観ています(笑))
菅田俊さんがクソ格好いい!<(`^´)>
菅原文太さんをこんな贅沢に使っている作品を他に観たことがない。
菅田俊が少女らと生活するうちに変化していく様がよくて、写真がバレた瞬間展開は読めたけどヒリヒリしながらみれた。
ロリコンだからよ があんなにカッコよく言えるのは菅田俊しかいない
母親の相変わらず感、なにもわかってねんだなというのはすごく伝わった あのテンションだから
こんなカッコ良いロリコン宣言、他で見た事ないわ!

父の連れ子と母の連れ子として出会った姉のアイと妹のユイ、下劣な家庭環境にありながら2人は互いに無くてはならない存在として仲良く育つ
ふたり共が中学生になったある日、父と母は決定的とも言える大ゲンカ、両親が離婚したらバラバラに引き離されてしまうと悟ったふたりは家出決行
しかし、東京に着きアイがスケベなおっさんから掻っ払った鞄がヤクザのもんやったことからヤクザに追われる羽目に…

大好きな内田英治監督の過去作、しかも2人のヒロインを演じるのが鶴岡姉妹!
マシンボーイ、妹の萌希ちゃんのファンなんであります!映画初主演作かぁ、まだ中学生かぁ、可愛いなぁ…僕はロリコンではない!
ちなみに初めて見るお姉ちゃんの鶴岡瑞希は友達に似ててビビった、あいつ萌希ちゃんにそっくりな妹とかおらへんのかな?

正直、序盤の両親のダメっぷり、クソっぷりに、あかん…苦手な鬱映画や…なりかけましてん
家出してからも、変態ジジイが援交持ちかけてきたり、援交女子高生がちょっかいかけてきたり、イライラするシーンの連続に気持ちが萎えかけたのですが…

菅田俊演じるヤクザが2人を助けてから俄然良くなりましてね!
特に海のシーンが、浜辺での父を知らない萌希ちゃんと優しいヤクザ菅田俊が親子のようにはしゃぐシーンが素敵すぎてサブイボでたわ!
もうこの家族をソッとしておいてあげて欲しいと心から望みましたよ

しかし!ヤクザのお坊っちゃん忍成修吾は執拗でしてね、何も知らない女の子にも容赦しないんです…
忍成くん、内田英治監督の大好きなゾンビ映画「METALCA」の影響で昔は嫌いだったんですがね、最近見直してきてて嫌いじゃなくなってきてたんですが…また嫌いになるとこやないか、忍成マヂうんこ野郎!
さらに菅田俊の一応は弟分な態度でかいチンピラヤクザを仮面ライダーゾルダ北岡秀一の相棒、吾郎ちゃんこと弓削智久が演じとりまして、優しくクールで強い大好きな吾郎ちゃんのイメージが…やめてくれ!

そんなヤクザに姉妹を匿ってることがバレてしまった菅田俊
本作の菅田俊がまぢカッコ良くてですね!「東京残酷警察」の悪どい警察署長役のイメージだったから見直したよ!
ヤクザ忍成に「なぜ金にもならないのに、あんなガキ共をかばう?」と問われた菅田俊が「ロリコンだからだよ」と冗談で返し撃たれる姿に男の矜持をみました!
きっと同じようなシーンで僕が同じことを言っても冗談にすらとられないんだろうなぁ!萌希ちゃん可愛いなぁ!

ちなみに菅田俊の父親役でちょろっと菅原文太が出演しとります、どうせなら元師弟の共演シーン欲しかったなぁ
そして菅原文太が導く先にはどんな結末が…
過酷な結末しか想像が出来なかったのですが、ホッと無い胸を撫で下ろす悪くないラストシーンだったかと

さて、6月7月は3本も内田英治監督の作品が公開されるみたいやから楽しみやなぁ!
minorufuku

minorufukuの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

血の繋がらない中学生の姉妹2人は、親の離婚を機に離れ離れになることをおそれ、家出をして東京にやって来る。お金に困った姉が暴力団の帳簿の入ったカバンを盗んだことから追われることとなった彼女らは中年のチンピラ男に匿われることになるのだが…という話。
意外な良作。

同監督作品は「グレイトフルデッド」を観ていて非常にキレたた内容と悲哀あふれるラストが好きだったのだが、本作も幸薄い姉妹の逃避行が涙を誘う。

主演2人は実際の姉妹とのことで余計なエピソードを入れなくても絆の深さをひしひしと感じさせてくれるし、彼女らを匿う一見ガラの悪いが実は優しいチンピラ男との交流がシンプルだが丁寧に描かれていて一気に引き込まれた。チンピラ男が姉妹を救う理由などを説明しないところがまた上手い演出だと感じた。

終盤の警察・暴力団からの逃走劇は少し無理のある展開も多かったし、妹の作戦に姉が賛同する流れもちょっと納得できなかったのだが、ラストに妹が約束の地である沖縄に向かうシーンはとても心地よかった。

故菅原文太が少しだけ登場する。セリフは一切無いが出演経歴のリストからするとおそらく劇場映画では最後の出演なのでは?
何となくタイトルに惹かれて鑑賞。

近未来、滅びゆく地球でふたりの子供がこの世界を救う鍵となる…みたいな安いSF映画なのかと思っていましたが全くもって違いました(汗)

親の愛情を知らない義姉妹が、二人で生きていこうとする姿を描いた作品。全くもって現代の話です。

たまたま借りた映画であるのにも関わらず、直前に見た映画で初めて知った役者が三人も出ていたことにビックリ。

出だしは虐待、育児放棄といった社会派のようで、気を引き締めて見ていたのですが、途中から重い空気がドンドン薄まってしまいました。
緊張感が無くなってからストーリー真っ直ぐ進み、特にひねりも無いためTVドラマを見ているような感じでした。

この手の重い映画をいくつか見ているせいか、今ひとつに感じてしまった映画でした。
歌子

歌子の感想・評価

1.5
最後の落とし方はちょっと凡庸な感じがしましたが、ああいう感じにしないと救いがないかもな~という気もしました。
しかし、主人公の二人の女の子たちの、痛めつけられ方はハンパじゃなかったですね~