NO CALL NO LIFEの作品情報・感想・評価・動画配信

「NO CALL NO LIFE」に投稿された感想・評価

ホリプロ60周年記念映画にしては重く暗い。BS/WOWOWプライム録画視聴。

20代の若者が企画し、20代の女性監督が撮った記念映画。
個人的には記念映画なので、キャピキャピの明るい青春映画を期待したが、逆に切な過ぎて落ち込んでしまうタイプの映画だ。
過去からの留守電メッセージから始まるこのドラマは、もしかしてSFファンタジーかと期待したが、あまり関わり合いは少なく残念。

両親から愛情を受けずに育てられた高校生二人が、お互いの共通価値観から傷をなめ合って生きる映画だ。問題はこの二人に共感が出来るかどうかポイントと思う。青春時代の自由奔放な考えはいいとして、あまりにも稚拙な考えを持っており、正直共感できない。また、その二人に対して的確なアドバイスをする人物もいない状況だ。
当然二人は世間の目から離れて転落の道を歩むことになる。

本作はストーリー自体はよくある話だ。しかし、それにしても映画の内容が重く暗い。厳しい状況で力強く生きて行く活力が見えないのだ。後半の逃亡劇もリアル性が全くなく、失速感の強い展開にイラついた。

ただ、美しい映像的な世界観は監督の個性が発揮され良かった。特に二人が出会う小さな灯台がある埠頭のシーンは、個人的には大好きだ。また埠頭は二人にとって、誰にも邪魔されない場所であり、この映画の象徴的存在だろう。
Ryou

Ryouの感想・評価

3.8
運命と呼ぶには静かすぎる出会いで
愛と呼ぶには幼すぎる2人の
あまりにも拙く刹那的で欠陥だらけの恋

似ているふたり
似てるから一緒にいると不幸になる
足りないところを補うんじゃなくて
同じ所が足りない
それでもふたりでいれば
怖いものなんて何もなかったし
どこへでも行けるような気がした

雰囲気も切ないラストも良かったけど
導入の過去からの留守メッセージのくだり
そんなに必要なかったような気がしたから
そこだけ残念

優希美青めちゃくちゃに素晴らしかったし
井上祐貴と桜井ユキも良かった
とけた電球の主題歌が最高すぎる
aopon

aoponの感想・評価

2.5
心に傷を持つ同士二人のラブストーリーは
一昔前にありがちな展開で何で今さらって感じ。
ラノベが好きな人向けの作品だった。
あまり期待はしていなかったが、思ったより感情を揺さぶられて考察しがいのある映画だった。映像が儚く淡くリアルだった。最初は静かな映像が続くが飽きることなく見れ、2人で駆け落ちする危なかっしい雰囲気が好きだった。それぞれのトラウマも自分と重なる部分があり余計心にきた。映像がとにかく綺麗で、良い映画を観たなと感じる映画だった。
さしす

さしすの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

空き家にマットレス1つと2人。


2人で逃げた時点でもう2人にはハッピーエンドは用意されてないなと思ったけど、
それでもラストに向かって走っていく2人を見るのが苦しかった。
夕

夕の感想・評価

3.3
定点の感じがぼくの夏休みっぽかった
色味と髪の見せ方、オブジェクトの配置が好き
脚本はラノベレベルのご都合主義と唐突な死と、女性向けラブロマンスを好む観客が喜ぶであろう演出のオンパレード
原作読んでないので何とも言えんけどno call no lifeってタイトル、ノリでつけたんかな?ってくらい電話要素おまけやった
多分総合的にゼロ年代ラブロマンスから1ミリも進歩してない映画なんじゃないか

ワガママ、世間知らず、感情的、社会に背を向けたがる、私と君以外全部敵みたいなのこういうティーン系の映画で手垢まみれやと思うけどせめて最終的に答えを出して欲しいのよね映画としての…
ノリで始まりノリで終わるなよ
umi

umiの感想・評価

3.9
原作のファンとして楽しんだ 脚本に難を感じるけれど 映像の光や空間の扱いが原作の雰囲気と噛み合っており、井樫監督でよかったと思いました
まあ

まあの感想・評価

-
子供の頃に受けた虐待という傷は計り知れないくらい人生を蝕んでいく。本当の意味で克服出来る人はほんの一握りではないだろうか。この映画を多くの人に観て貰いたい。そして、虐待という行為がどんなに重い罪なのか理解して欲しいと願う。
柩

柩の感想・評価

4.0
今しか見えない君だけしか見てない。怖いものなんて何も無くなる衝動的な恋の危うさ。地獄に堕ちていく落下感と浮遊感。夏の間に輝いて一瞬で燃え尽きた線香花火のような2人がたまらなく愛おしかった。心が擦り切れて血を流す恋だけど無茶で無謀で無敵な少女だからこそできる大怪我だよね。大人になったら忘れてしまうかもしれないこの痛みも今ならまだ私に突き刺さる。原作も映画も大好き。祐貴くんの春川くんが良すぎた。
kozue

kozueの感想・評価

3.1
高校生の時、図書室でふと手に取った本がこの作品だった
特に内容も知らないまま何の先入観もなく、その日の夜に読み始めて
翌日が休日で、読みっぱなしで朝を迎えた
子供ながらに理解した部分があまりにも痛くて脆くて耐え難くて、涙いっぱいで朝に眠りについた、そんな記憶
それから数年、大人になって突然読みたくなったけどタイトルが思い出せず
一生懸命調べて近くの古本屋さんで購入
その日も読み明かして、もっと理解して泣いた
直後に映画化されることを知って、原作が好きすぎたので見ようかどうしようか悩んだ結果、今頃U-NEXTで視聴
映像化ってきっとかなり難しい・・
読者の想像もそれぞれだし中々一致しないのでは、と思いながら
雰囲気や春川の感じは、すきでした
>|

あなたにおすすめの記事