長い散歩の作品情報・感想・評価

「長い散歩」に投稿された感想・評価

akayuki

akayukiの感想・評価

4.6
「人生は長い散歩。愛がなければ歩けない。」

キャッチコピーも素敵。

人って一人では前に進んでるつもりでも進めてなかったりする。
恋人や夫婦に限らない、世の中には沢山の愛があるからその一つ中の一つでも確かなものを持っていたい。
老人と少女の愛だって美しい。

この作品に流れる人間のやり場のない孤独さに惹かれる。
行き詰まった人間はどこへ向かえばいいのか。
向かう先が見えなくても生きている限り歩き続けなければいけない。
その先で誰もに幸せな出会いが訪れればいいのに、人生そう上手く出来ていないのが虚しい。

私が一番気になった登場人物は長い散歩の途中で出会うワタル。
ワタルの存在って身近にいる気がする。
周りに馴染めず理解者がいない、心を開くのが怖い。
私も似たような部分を持つ人間だからワタルを理解してあげられたら、と感じた。

幸が急に消えたり現れたりする場面が本当の天使のように見えて幻想的。
幸の可愛さにも大注目してほしい。
大街道

大街道の感想・評価

2.3
何か大切な事が伝わってきそうで、結局何も伝わってこなかった映画。退屈な2時間。唯一の見所である若かりし松田翔太があっての大幅加点で結果コレ。つまんね〜〜

そんでみんな演技下手やな
ちはな

ちはなの感想・評価

4.0
櫻井雅章さん(照明技師)の著書に作例で、長い散歩のシーンが数多くあったので鑑賞。

さりげないシーンもとんでもない照明技術が詰まってると思い知った。真夏の部屋に差し込む擬似太陽光、夜でも昼間に見せる技術、月明かりの光、トラックを運転する際の撮影方法…

ウィキペディアでは安藤サクラのデビューは2007年の映画となっているが、実は2006年の本作に、ちらっとセリフ付きで出演している。

ほかにスタッフには安藤和津も安藤桃子もいる。父親の仕事をリスペクトしているこの家族をとても素敵に思い、この映画をきっかけに奥田瑛二一家がとても好きになった。
ららら

らららの感想・評価

3.7
これまで家族と向き合ってこなかった老人の後悔やトラウマを背負った後ろ姿と、母親から虐待を受けてボロボロの羽をつけた少女の後ろ姿。
山を登る二人の後ろ姿が一番印象的なシーン。この長い散歩の間だけ、二人はお互いの心を支え合っている関係。このままずっとじゃない、一時の安心感。

わめくばかりだった少女が徐々に心を開いていく。ハンバーグをひっくり返すところと焼き芋をみんなで食べるシーン、からの布団のシーンは感動的!

途中から登場する松田翔太が若い、かっこいい。笑
けど、結果的に何のために必要な役だったのかよくわからなかったなあ。この役は話を進めるために入れただけなのかな。
子役と松田翔太が下手くそすぎて辛い。
それ以前に内容がお粗末。
緒形さんに加点❗️
やりたいことはわかるけど何か下手な作りだな。役者さんたちには罪はない。脚本も良くないし。
Nakao

Nakaoの感想・評価

3.5
老人と少女のほのぼの系映画と思いきや、けっこう重たい社会派映画。

名優・緒形拳の演出は言わずもがな、子役の杉浦花菜と高岡早紀が良かった。両親から愛された経験の無い人間は、自分が親になっても愛し方が分からない。ここ最近の凄惨な虐待の事件と同じ。虐待の連鎖。

前半の心苦しくなる程の虐待、ネグレクトはいくら演技とはいえ、絶対子役の子のトラウマになるでしょ...俳優ってすげぇな..。

松田翔太は必要だったの?と、最後まで疑問。あの部分だけ話が浮いてて、余りにも不自然。狂言回しとして欲しかったのだと思うけど、もっと別な書き方できたのでは...

PS.あるテレビ番組で高岡早紀の息子達が出てた。良き母アピールする高岡早紀とは対照的に、本気で母親を嫌ってる様子の息子達。やっぱり映画さながらの悪女なんかな。
まき

まきの感想・評価

3.8
虐待、若者の自殺
過去の後悔

複雑になりすぎた世の中
生きづらいよね

子供がおじいちゃんを抱きしめる姿
こういう愛情が必要なんだと思う
奥田瑛二監督という時点で興味をもった。自身も刑事役で出演。主演は緒形拳。アパートの隣部屋で、母親に虐待され続けている幼女を見るに見かねて、連れ出してしまう孤独な老人を演じている。

連れ出す道すがらに出会う好青年に、松田翔太。しかし、なんと言っても、虐待を繰り返す鬼母役の高岡早紀の演技が憎たらしいこと、この上ない!つまり、うまい。

緒形拳演じる老人も、ただの好々爺かというと、そういうわけではなく、自身の子育てに大きなトラウトを抱えている、複雑な役どころ。旅館の一室の同じ布団のなかで、ついに心を開いた幼女の一言に涙を流すさまは、見ていて心が傷む。

なんとなくだが、この作品は、同じ緒形拳が最悪の父親を演じた『鬼畜』とセットで観ると面白いと、自分的には感じた。

安藤サクラが脚本に携わっている。
m

mの感想・評価

4.3

演技がすごくよかった。終わり方もわたしは好き。松太郎の生き方が沁みた。
>|