このレビューはネタバレを含みます
ワンシーンで良いから、災害を知らない世代や、外国の人にも伝わるシーンが欲しかった。
なんやこの大将と思ったけど、最終的には、この二人幸せになって欲しいと思えた。
井浦さんの包丁さばきがかっこ良かった…
若い頃の自分だったら全く意味不明だっただろうけど、40代半ばにもなるとこういった無言で空気で語られるような話が凄く好きになる。
大抵の人間は雑草のように名前も知られることなく置かれた場所で生きてい…
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会話間の絶妙な間とか、惹かれ合う心の距離が可視化されていたりがいいなと思った。お互いが二十六夜の月だったのか。本当に義足の女性のセリフがテーマだなと思った。だからこそ、謎のまま、これからを描いたのか…
>>続きを読む義足の女性の話がこの作品のすべてを物語るように感じた。
どうやって震災以前の自分と今の自分を結びつけるのか。自分は何者で、なぜ生きているのか。
納得する答えを見つけるのは難しい。
でも支え合って生き…
©2017 佐伯一麦/『二十六夜待ち』製作委員会