ブルカの中の口紅の作品情報・感想・評価

「ブルカの中の口紅」に投稿された感想・評価

nene

neneの感想・評価

4.5
やっぱりインドの風景はスリランカを思い出す🇱🇰
女性のあり方や社会進出がテーマ。
終わり方は現実的だけど、次に本人たちがどんな行動をとるか楽しみ。

上映中はコミカルな場面で観客の中にも笑いが起きたり、エンドロール後に拍手が起こったり。一体感が感じられる良い映画体験だった。
社会を知るって意味で、世界のみんな見た方がいい。

見た直後の余韻が冷めないうちに監督と音楽監督が登壇されて、本人たちの言葉で映画についてお話が聞けたのも良かった。
tokyo1234

tokyo1234の感想・評価

4.0
インドであれどこれあれ、女性であれ誰であれあらゆる欲望を持っており、抑圧された社会の中でも自由に生きていく姿が多くの人を励ますのだろう。
挑戦的な映画だか当局の検閲でたくさんのシーンがカットになったらしいが、元のオリジナル版も観てみたい。
haru

haruの感想・評価

4.5
力強くて、くすっと笑える。

ボリウッドのダンスシーンが暗喩なら、直接的だし、官能小説がナレーションみたいに流れるしで、お腹一杯ではあったけど、全体は人間らしくて面白かった。
糸くず

糸くずの感想・評価

3.3
第29回東京国際映画祭にて。

厳格な家庭に育ちながらも、歌手を夢見る女子大生。夫に隠れて始めた訪問販売の仕事で認められていく主婦。婚約者がいながら、仕事のパートナーである恋人と別れられないエステティシャン。水泳教室の講師に恋をしてしまった未亡人の中年女性。様々な抑圧にさらされる四人の女性たちが、自らの欲望や思いに忠実に生きようともがく様を描いた群像劇。

自由を、喜びを求める彼女たちは、ルールやモラルを逸脱することさえ厭わず、女子大生はショッピングモールで服や靴を万引し、中年女性は浴室に閉じこもってテレフォンセックスに没頭する。エステティシャンは、婚約を祝うパーティを抜け出し、物置部屋で恋人とセックスする(しかも、自分で携帯を持ってハメ撮りをする!)。

しかし、抑圧をはねのけようとする彼女たちの自由の代償は大きく、密かな抵抗を全て失敗に終わる。

インドにおける女性への抑圧の強さをひしひしと感じる物語だが、彼女たちの行動には、「女性であるがゆえに許されない」というより、単純に社会的にやってはいけない行為も含まれているように思えて、この映画に出てくる男たちが正しいとは全く思わないけども、だからといって、彼女たちが正しいとも思えなかったし、ルールやモラルを逸脱せねばならない切実さも欠けていたように思えた。もっとも、こんなことを言えるのはわたしが男性であるから言える傲慢で、わたしもまた彼女たちを「男たちの正しさ」に押し込めようとしているかもしれないけども。

ただ、言い訳にしか聞こえないのかもしれないけども、訪問販売員の主婦のエピソードは女性監督にしか描けないおぞましさがあり、「女性である」というだけで社会に出ることも許されず、夫の欲望の犠牲となり続ける彼女の苦しみは、男のわたしにも過酷なリアルとして胸に深々と刺さった。
小夜子

小夜子の感想・評価

4.0
"女性らしさ"を強く求められるインドで、抑制された4世代の女性がそれぞれの気持ちを爆発させる様をコミカルに描く。

ブルカ(肌を隠す黒装束)を着ながらも、マイリー・サイラスに憧れるティーン女子が笑えた
GG85

GG85の感想・評価

4.0
インドのハワイ・アパートに住む4人のムスリマとヒンドゥー教徒の女性が主人公の映画。ある官能小説を軸に彼女たちが日々の生活でなに思い、何を感じているのかを彼女たちの主観から描いた映画。普通の商業ボリウッドとは違ってとても良くできたヒューマンドラマ。
yuka

yukaの感想・評価

3.8
東京国際映画祭にて
気まぐれにみた作品だけど良かった

登場人物の誰かのことを語ってると思ってたナレーションがただの官能小説で、しかもその官能小説のこっぱずかしい、チープな言葉たちがいつしか登場人物たちの夢を乗せて輝き出すようになるとはね

監督や女優さんたちがとても聡明だったのでトークも印象深い
Sios

Siosの感想・評価

4.4
インドの女性の性への思い。押さえつけても欲望はそこに在る。
4人それぞれのエピソードが、つぶさで鮮明で、すごく興味深い!

夢みるおばさんから、鼻歌がツェッペリンの少女まで、親近感と違和感が絶妙で引き込まれる。
見下ろす男と、自分のものを大事に抱える女という関係が印象的。

監督が、俯瞰でなく、特定の女性に感情移入して観る映画と仰っていて、まさにそんな風に楽しめました。
ヨルン

ヨルンの感想・評価

3.6
ブルカの中に仕舞い込まれた抑圧された欲望
欲望というより、女性達が渇望し、希望とする願いだ

皆が皆、そうではないかもしれないけれど、大多数そうだし、私もそうだろうと思っている
インドにおける女性達の在り方
叶えられるなら、彼女達の自由を叶えて欲しいと強く思う
そう思わせ、そして私達はどうするか、と問われているような

監督さんはこの作品は4人の女性達の視点、思考を通して見えている世界を現していると仰っていた

カプール家やKhoobsuratにも出演されている品のあるマダム
あの方、よくぞあの役を……
女子大生役のプラビタさんが公開中のPKに妹役で出ていると知り、美しい成長を目にすることが出来て幸せ
全体的にほっそりされてて、監督さん共に美しい方だった
東京国際映画祭で鑑賞

インドで抑圧される4人の女性を描いた作品

古い慣習が残ったり、宗教の関係があったりして女性が自由に生活出来ないのは、『裸足の季節』を思い出した!
ただ、『裸足の季節』よりもコミカルなシーンは多かったです。

大学生がジーンズを履くのを禁止した法案に対して抗議運動を起こしたら逮捕って大変だなー
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