英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・オペラ「白鳥の湖」の作品情報・感想・評価

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・オペラ「白鳥の湖」2017年製作の映画)

Royal Opera House Live Cinema Season 2017/18: Swan Lake

上映日:2018年08月24日

製作国:

4.5

あらすじ

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・オペラ「白鳥の湖」」に投稿された感想・評価

keimi

keimiの感想・評価

5.0
A。英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・バレエ「白鳥の湖」
マリアネラ・ヌニェスすごい。王子のワディムも頼りない感じの王子でとてもよい。演劇性の高い演出だった。高田茜も
フランチェスカ・ヘイワードも可愛く、踊りはカンペキでほんとによかった!
リアム・スカーレット万歳!
もういちど見たい!アンコール上映はないのか。
https://www.roh.org.uk/productions/swan-lake-by-liam-scarlett
http://tohotowa.co.jp/roh/movie/swan_lake.html
FUU

FUUの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしすぎて完璧すぎてぐうの音も出ないし何から感想を書けば良いのかわからん!!まずジョン・マクファーレンによる絢爛な衣装とセット。一つの音符に一つのパを入れたがる良い意味で現代風なリアム・スカーレットの振付。勿論、最高なのはダンサーでした!マリアネラ・ヌニェス、バレエの教科書みたいに基礎が完璧でバーレッスンでやってることが踊りから全部見える明快さと、超絶技巧をそれと分からないように、まるでそよ風みたいに自然にやってのける上品さ。コントロールを一度も失わない。圧巻!ワディム・ムンダギロフは細くて可愛い系男子だけどかなりのダンスールノーブル。テクニックは完璧だし、演技力も素晴らしい。マリアネラ・ヌニェスをリフトする時も全くどっこいしょ感が無いのがすごい。あんなに細いのに本当にすごい。
凛

凛の感想・評価

4.5
とにかく第1幕が大好きで、音楽が始まったときから泣きそうでした。早い。笑
チャイコフスキーは偉大!

オディット/オディールはマリアネラ、ジークフリード王子はワディム。
パドトロワは全員がプリンシパルという豪華さ。高田茜の王子の妹がとてもよかった。
コールドバレエがまた素晴らしい。

ここまで有名で愛されている作品を改訂するのは勇気あることだと思う。リアム・スカーレット版、観客を裏切らない素敵な作品でした。
2回観に行きました。こんなこと初めて。
tarupon

taruponの感想・評価

4.3
まず最初に映像作品として、本編だけでなく、演出のリアム・スカーレットや美術のジョン・マクファーレン、ダンサー達へのインタビューや練習風景なども、インターミッションの後に差し込まれていることで、新バージョンとして生まれ変わった今回の作品の見どころ、各幕の注目点等等が、初心者にとってはよりわかりやすく、こうした映画版であるからこその良さが感じられたと思います。

そして本編について。
私は全幕を通してちゃんと見たのは、初めてだったのですが、バレエの中で「白鳥の湖」がいかに大切で究極の作品かをすごく納得した。
とにかく白鳥が美しい。もちろん、主役たちのパ・ド・ドゥとかは見所なのだが、まずはコールドバレーの白鳥達が本当に美しい。完璧な位置取り、、全員がそろった繊細な動き、羽根を多用した白いチュチュが全体に仄暗い中で浮かび上がり本当に白鳥の動きのように感じる。
インタビューの中でも話が出ていたけれど、ずっと一糸乱れずの待ちの姿勢が実はかなり大変というのもうなづける。ダンサーの動き、全体の構成、美術、衣装すべてがマッチして幻想的な世界を完成させている。

オデット、オディールはマリエネラ・ヌニュスの1人2役だったけれど、本当に動きが美しい上に、オデットのはかなさ、繊細さ、オディールの力強さの対比もすごくでている。何より、脚があんなに真っすぐになるものかと思う程美しい。
ワディム・ムンタギロフの王子様も、背も高くてスタイルそのものがまず王子様だし、跳躍も高く、マリエネラとのコンビネーションも美しくて素敵でした。
そして、今回全幕をみて、3幕の舞踏会場面で、スパニッシュ、ハンガリアン、ナポリ等(あともう一つはどこだろう?)の4つのキャラクターダンスもあったのかと私の中で発見したのも嬉しかった。(ちょっと、こういうキャラクターダンスに今興味ありなので)

あと、ジョン・マクファーレンの舞台美術と衣装が本当に素晴らしかったことを記録しておきたい。
ゆうか

ゆうかの感想・評価

4.1
初のシネマビューイング。最終日に滑り込みで見てきました。

まず、作品の内容とは関係ないですが、シネマで見ると、動きがぶれて慣れるまでとても見づらかったです。
最新作を恵まれたキャスティングで見られるのは素晴らしいですが、ちょっと見にくいなあと思いました。

古典バレエの王道「白鳥の湖」の英国ロイヤルバレエ新演出版。
めっちゃ満足度の高い内容でした。
オデット・オディールを演じたマリアネラヌニェスは、筋肉が目立つ鍛え抜かれた身体から繰り出されるのは、抑制された優雅な動き。完全に体をコントロールしきっていて、ロイヤルバレエのプリンシパルのものすごさを感じました。
同じくプリシンパルの高田茜さんは王子の妹役の一人を演じていましたが、日本人の欲目とか一切なく、たおやかで上半身の動き柔らかくありつつも、切れのある動きで、美しかったです。
コールドの美しさは、マリインスキー の方が美しいと思いましたが、演出(各国花嫁とお付きの人たちが明確に別れていたのはわかりやすくて良かった)、衣装の美しさ等含めて、素晴らしい出来だと思いました。
最後の仲間の白鳥たちが力を合わせて。。。のくだりは、初めて見た演出で驚きました。
キメラ

キメラの感想・評価

5.0
解説で、衣装はチュチュを復活させたい。チュチュは美しい。といったような話をされていて、本作を見て本当にそうだなぁと思った。
群舞がとても美しかったです。
金柑

金柑の感想・評価

4.8
こんなん泣くやん……

マシューボーン版ハマった頃に聴きすぎたのもあるんだろうけど、序曲だけで泣きそうになるし1幕の群舞で泣きそうになるし2幕の白鳥たちの登場で涙出てしまった
私は小さい頃からずっときっとこれからもずっとチャイコフスキーが好きなんだと思う…

音楽だったり踊りだったり演技だったり、パフォーミングアーツにおいて「観客が何も心配する必要がない」ってのは本当に大事だなとひしひしと感じてしまうのであった。
マリアネラとワディム始めとして、やはり「ロイヤルバレエだから」という圧倒的安心感すごいよ。

マシューボーン版とのデジャヴがいくつか。
1幕冒頭の男性陣がみんな並んで敬礼してるあたりとか。
2幕で白鳥たちが全員登場して並んでるところとか。(羽をフワーッとしてる感じとか特に)
もはやオリジナルがどんなだったかぼやけてきてるのでオリジナルの方がそうだったのかもしれない。

要所要所オリジナルの振付を持ってきているので、忘れかけていた記憶が呼び覚まされて胸がいっぱいになって泣いてしまう。
これは個人の思い入れのやつ。
あーーーこんなだったわーーーって一人で興奮してた。
2幕とか…黒鳥のパドドゥとか…

音楽のテンポが慣れ親しんだのと違うのはよくあるけど、思わぬところがスラーになったり、強調されるセクションが異なったりするだけでこんなに新鮮に聴こえるんだなーと面白い。
特に2幕ラスト!!大きな2羽の白鳥のところが半音下げ?のキーになってたのはちょっとびっくりした。
4幕終盤もちょっと変えてあったかな。

アレクサンダー推してるので王子の友人という立場おいしくて嬉しい。演技部分が多いのが嬉しい。
ワディムはさすがの長身で中心にいるだけで映える…
マリアネラは筋骨隆々でちょっとビビるけど流石の品格と貫禄という感じ、オディールのかっこよさたるや
妹たちの可愛さも好き、というか1幕のベンノはパドトロワ想定の衣装の色だったのか〜最高〜

追加振付のクレジットにアシュトンってあるのがずーっと疑問だったんだけどチャルダッシュの振付が完全にコッペリアで笑ってしまった、あんな引用の仕方ある…?!w
でも好きだしソリストが推しだったので良いです、トリスタン〜
ナポリのペアもバーンスタインセンテナリーで私が推してたペアな気がするな

オディールに対するワディム王子の笑顔が完全に骨抜きにされてるしそれを見て笑うマリアネラオディールがかっこよすぎて私が惚れる。
アレクサンダーはあの色合いであの形の衣装着てると完全にくるみ何でもないです。女王の雰囲気はやっぱりマシューボーン版とぼんやり重なる。

3幕ラストはまさにスペクタキュラーすぎて観客の割れんばかりの歓声大喝采に混じりたかった…鳥肌止まらなかった…すごすぎ…
白鳥は数の強さを感じる演目だったけど今回特にだったな、2幕の白はもちろん3幕ラストの飛び交う黒鳥たち、ドラマティックで最高…

一番最後あの演出は、ずるいよ…
音楽が最高すぎるのと相まってまんまと泣きそうになった。
基本的にジークフリートはクソ野郎!なんでオデットとオディールの見分けもつかないんだバカか!みたいに思うんだけど、リアム版はなんだか最後一緒に悲しくなってしまうな
亡骸だけ残るなんて酷だ

バレエが好きでよかった幸せ。ありがとうチャイコフスキー。ありがとうロイヤルバレエ。ありがとうリアムスカーレット。明日からも頑張って生きます。



テンションのせいで褒めまくってる感じなんですけど、ちょっと気になったとすれば振付が曲のリズムに収まりきってない…?みたいなのがちょこちょこあった。
分かりやすいのはナポリの踊りかな
細かい振り詰め込みすぎて収まってないというかステップ踏むのが精一杯みたいになってた
既存の作品に振り付ける難しさなんだろうか
こがも

こがもの感想・評価

5.0
何度も観たし、自分も出演した、思い入れのある作品。言わずと知れた名作。

古典をアップデートするのって、相当勇気も労力もいるはずだけど、さすがロイヤルでした。
こんなに新しい気持ちで感動できるなんて。

振付は伝統を踏襲しつつ、クイックなパが入っていて面白かった。オデットのパの正確さは圧巻。
主役級のダンサーで、レッスンのときみたいなきっちりした動きする人って珍しいのでは?

1幕はやっぱりパドトロワかな〜高田茜さんブラボー。チャーミングで華がある。
2、4幕の舞台美術は絵画的な美しさがあったり、とにかく豪華絢爛なロイヤルデザイナーの底力な3幕、衣装のひとつひとつまで抜かりなくて恐れ入ります...

バレエ初心者でも、死ぬほど観てきた人でもきっと楽しめる名作・名演出でした。
エンディングは泣いちゃったな。
nana

nanaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私が観た白鳥の湖でベスト3に入る素晴らしさでした!30年振りの新演出だそうで、幕間にあったインタビューでのスタッフ達の気合いが凄かった。振付がまだ31才のリアム・スカーレット&フレデリック・アシュトン。演出がリアム・スカーレット。美術と衣装がスコットランドの画家のジョン・マクファーレン。


幕間に各国のツイッターのメッセージが入るのですが特に衣装は絶賛されてて、本当〜に素敵だった。絵画から抜け出たような美しさ。渋みがありつつ新しさもあって(ロットバルトが千手観音像みたいで楽しかった)ずっと見ていたい感じ。
美術も絢爛豪華でセットとわからないくらいだし、踊りとも連動していつのまにか湖に移動してたり3幕の階段の効果的な使い方がよかった。

ダンサーも素晴らしくてオデットのマリアネラ・ヌニェスの完璧かつエモーショナルな踊りとワディム・ムンタギロフの王子のピュアな踊りのコンビネーションが良くて特に3幕のグランフェッテの後、王子の裏切りの瞬間とかちょっと感動で震えました。


ロットバルトのベネット・ガートサイドやベンノ役のアレクサンダー・キャンベルもよかった。高田 茜さんも繊細な踊りで素晴らしかった!平野亮一さんが王子のときもあるそうで、そちらも見たいですねー。


名作中の名作を改作するのに掛けた労力、時間果てしないですが、時代に合わせて若い才能で変化させていくことが芸術を次代に渡す人の役目なのかなと思いました。
舞台美術が素晴らしかった。黒を基調とした落ち着いた舞台。

オデット/オディールを踊った主演のプリンシパルがこれまたスゴイ。踊りよし、演技よし!第3幕の黒鳥(オディール)の演技は、目線、表情、アームスで悪女を表現。魅入った...😍 見せ場のフェッテ32回転では全く軸がぶれず、トウシューズの位置が最後まで変わらず!!

王子の妹役として高田茜とフランチェスカ・ヘイワーズが競演して、1幕と3幕で魅せてくれた。いわゆるトップダンサーが脇役で二人並んで踊るという豪華さ、贅沢さに見てる方の頭が混乱するくらい煌びやか。

31年ぶりに演出を新しくしたという英国ロイヤルバレエの「白鳥の湖」、素晴らしいです。