目撃者 闇の中の瞳の作品情報・感想・評価

目撃者 闇の中の瞳2017年製作の映画)

目撃者/Who Killed Cock Robin

上映日:2018年01月13日

製作国:

上映時間:117分

あらすじ

2007 年。新聞社の実習生シャオチーは、ある嵐の夜、郊外の山道で車同士の当て逃げ事故を目撃する。被害者の男性は死亡、助手席の女性も瀕死の状態だった。シャオチーは現場から逃走する車を撮影するが、記事にはならず、また犯人が捕まることもなかった。 時は過ぎ、9年後。敏腕記者となったシャオチーは、取材の帰り道に買ったばかりの中古車をぶつけてしまう。破損した車を自動車修理工に見せると、その車は過去にも…

2007 年。新聞社の実習生シャオチーは、ある嵐の夜、郊外の山道で車同士の当て逃げ事故を目撃する。被害者の男性は死亡、助手席の女性も瀕死の状態だった。シャオチーは現場から逃走する車を撮影するが、記事にはならず、また犯人が捕まることもなかった。 時は過ぎ、9年後。敏腕記者となったシャオチーは、取材の帰り道に買ったばかりの中古車をぶつけてしまう。破損した車を自動車修理工に見せると、その車は過去にも事故に遭っていることが判明。さらに警察で調べたところ、なんと以前の持ち主は9年前の当て逃げ事故の被害者だった。 シャオチーは、先輩記者マギーの協力を得て、独自に事故の真相を調べ始める。事故の直後に失踪した被害者女性、彼女につきまとう影、消された証拠写真、そして逃走車の所有者として浮かび上がる意外な人物……。関係者たちの証言がことごとく食い違う中、シャオチーはある結論を導き出す。それは永久に続く悪夢の始まりだった——。

「目撃者 闇の中の瞳」に投稿された感想・評価

ある程度真相は見えるけど、終盤の連続どんでん返しが気持ちいい。
画面がずっと暗いので、たまにくる明るいシーンが不気味。
買ったばかりの中古車で事故を起こす主人公。修理に出すと、上手く隠してるけどこの車、実は事故車だね(前にも事故ってるよ)、って不吉なこと言われる。
気になる!って、警察のコネ使って過去の事故を調べてみたら、現場写真にデジャヴ。まさか…… 供述書をめくると、供述者に自分の名前。
そう、主人公は9年前、車の事故を目撃していて、正にその事故車を知らず購入してたわけです。
不気味過ぎる。
ホラーなんだか、ミステリーなんだか。どちらにせよ、非常にそそる始まりです。

とはいえ、個人的にはこういう映画にはハズレが多いと思っていて、特に期待は無く。
台湾映画を映画館で観たことがないかもしれない。観てみたい。そういう気持ちから、足を運んでみた。


真相を、丁寧に丁寧に、一から十まで説明してくれる映画だった。
わたしは難解な映画はあまり好きじゃない。でも、もう少し観客の想像力や理解力を信じてくれてもいいと思うんだ。
描かない、描き過ぎない、って大事なのにね。
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
交通事故の加害者、被害者、そして目撃者の其々に隠された真実が互いに交錯し合う。9年間の時間と繋がった空間での因縁とも。一枚、一枚と剥がれる様に真相を露わにさせるプロセスがやや雑で後出し的なのが惜しい。
TomoHojo

TomoHojoの感想・評価

3.4
台湾版ノワール?いやサスペンスなのか?

主人公が全盛期の東幹久激似でそこが終始気になってしまうが、笑、それなりに楽しめる仕上がりではある。

伏線からの回収?の繰り返しで、「なんじゃこれゃ!」と終始自問自答を繰り返す罠に嵌るが、最後には何とか終着して「ホッ」とする。わざと意図的に困惑させる演出が好き嫌いの分かれ目だと思いますが。。。

個人的には韓流並のスピード感が無いのか?と台湾の流儀を痛感出来たのが収穫と言えば収穫。
shinov

shinovの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のフロントガラスに叩きつけられる雨、色味を抑えた寒々しいブルーグレーの映像、空撮のジャンクション。これ以上ないほどザ・不穏。サスペンスずきにはたまらない雰囲気!事故車がキーポイントになるのも新鮮で、二重三重に謎が解けていく気持ちよさ。ラストのどんでん返し『ゴーン・ガール』みたいだった。
跳兎

跳兎の感想・評価

3.0
事件記者が9年前に遭遇した事故を追っていくうちに意外な真相を目の当たりするという物語は面白い。でも、こういった意図的に分かりにくくさせてる演出は苦手。リピーター続出なのは当然で、それは何度も見て確認する必要があるからで、そんな作品はどうか?って話。
ShinMakita

ShinMakitaの感想・評価

3.0

大手新聞社の社会部記者ワン・イーチー(通称シャオチー)は、スクープ記事をモノにして有頂天で運転していたところ事故を起こしてしまった。付き合いのある自動車修理工場のジーさんにクルマを見せると、新車で買ったはずの自分のクルマが中古車だと判明する。このクルマ、前歴はどんなだったのだろうと興味を持ったシャオチーは、警察のコネを使って調査を開始。すると、2007年8月に事故に遭ったクルマだと判明する。乗っていたのはカップルで、ひと気のない交差点で当て逃げされクラッシュし、運転席の男は死亡、助手席の女は重傷を負っていた。この事故、実はシャオチーにとっても忘れがたいものだった。当時、まだ記者見習いだったシャオチーは、偶然この事故の現場に遭遇し、当て逃げして逃亡したベンツを目撃していたのだ。しかし10年近く経った今も、ベンツも犯人も見つかってはいない。

翌日、シャオチーは自分のスクープが誤報であったことから謹慎となってしまった。元上司で内務大臣にまでなったチウさんに直訴するも懲戒免職は避けられないようだ。苛立ちと時間的余裕から、シャオチーは同僚ペギーの手伝いを得て、因縁の当て逃げ死亡事件の調査を開始する。しかし被害に遭った女シュー・アイティンは入院直後に失踪してしまっており…



「目撃者 闇の中の瞳」、台湾映画です。
台湾のジャンル映画ってまぁ初めて観ましたが、なかなか引き込まれる作品でした。ちなみに英語原題訳は、「誰が殺したクックロビン」(笑)。


以下、誰が殺したネタバレロビン


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当て逃げ死亡事件のシーンが違う角度で繰り返し提示されるんですが、その見せ方はまさに羅生門。伏線確認のためにリピート鑑賞したくなる逸品でしたね。ジーさんの最期など、やや納得いかない細部もありますが、トータル的にはかなり高評価できると思います。ラストの、本屋の笑い話も最高でしたね。オススメでございます!
キナ

キナの感想・評価

4.0
劇中で起こる全ての物事や一つ一つのシーンに意味があり繋がっていくつくりが好き。
少しずつ紐解かれつつ、裏返し裏返しして最後に怒涛の勢いで投げつけられる事件の真相と全貌には呆然とするしかない。

絶望的な重みや狂気というより、権力や金をめぐる人間の強かさに対する恐ろしさの方が印象的だった。
全てが悪夢かと言ったらそうでもないけど終盤のショッキングなシーンと最後主人公の見せる表情には背筋の凍る思いがした。

暗めのトーンの映像にスリリングなカメラワークがずっと緊張感を煽ってくるので気を抜くことなく注意深く観ることができて良かった。
偶然にしては出来すぎな人の繋がりやちょっと唐突すぎるエピソードはあれど、伏線がいたるところに散らばって思い返せば返すほど発見のあるサスペンスで面白かった。
sally

sallyの感想・評価

3.0
ホラーサスペンスかなと思っていたら正当なサスペンス映画でした。
まず、主人公を初め色々と出てくる登場人物が、最終的に1本の線で繋がりますすが、「う~ん、なんか欲張り過ぎているかも」題材はとても良いと思うので、じわりじわりときて結末が分かると良かったですが、話をひねり過ぎているのかも、とにかく、使えるモノを全て使っていまおうと、で、話の進み具合がミディアムテンポと来たので、もう少しお話をシンプルにしてコンパクトに出来ればもっと良かったのかもね。
TOT

TOTの感想・評価

3.4
小さな器のダークなスープでひしめく具。時に分かりづらく味わいを変える伏線に、知った味?知ってそな味?と進めれば、シメの一口までスッキリ纒まってサクッと美味しい台湾サスペンスホラー。
よそ見運転多発の恐怖が隠し味。
ごちそうさまでした。
それはさておき原題を見ると脳内でパタリロが踊ってしまう。
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