娼年の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

娼年2018年製作の映画)

上映日:2018年04月06日

製作国:

上映時間:119分

3.0

あらすじ

「娼年」に投稿された感想・評価

シホ

シホの感想・評価

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えっちぃ。
えっちすぎて最初びっくりだったけど、後半は逆に笑えてくる。
なんだかんだ言って考える部分はあると思う。
石田衣良の小説も読んでこれを見ました。

予告がとてもインパクトが強く見たいと惹かれました。

様々な事情を抱えた女性が松坂桃李が演じる領によって開かれる扉の向こうにある快感を求めていく。

女性が性欲を求めて何がダメなのか、むしろいいことだってあるかもしれない、領はその気持ちを理解しながら心大きく安心して快感していけるようにしていく所はとてもよかったです。

暗いながらも、それを良く捉えていってる作品だと思います。

個人的には、続編やってほしいです!!
石田衣良氏の原作小説は未読。
予告編のモノローグやト書きが不思議な雰囲気で興味がわいたので観賞。

んー、これは評価が難しい。
まず演出面でよく出来ている。特に性描写の演出は分数が進むにつれ「再現できる限界まで細かく見せよう」という気概が伝わってくる。
なぜ分数が進むにつれてなのかというと、主人公の「性愛」の向こう側に眠っている「何か」に対しての変遷を描く意図もあると思うんだけど、更に視聴者の没入具合を逆算してあえてスロースターター気味に演出設計している気がするからだ。
観客は、登場人物の性格や人間性など基礎的な情報を整理している最中に、他人様の昂っている姿を見せつけられると、多くの人が滑稽に見えて笑ってしまうだろうから。
エッセンスとして通り過ぎるベッドシーンならさらっと作ればいいのだろうけど、本作は主軸がそれだから序盤・中盤・終盤とで、どれくらいの性描写を演出するか徹底的にこだわったのだろうと思う。

それだけに、登場人物の誰に感情移入できるかで、見方もだいぶ変わると思う。
個人的には、クラブオーナー御堂静香役は、もっと重厚感のある俳優さんで演ってほしかった。『女性の欲望はとてつもなく深い』と代弁し、実娘の介入も厭わない人物像だからこそ、ちょっと線が細かったかなぁという印象。

また、劇中で繰り広げられる展開の、どれはリアリティーがあって、どこはシラケるかも、見る側の経験則や、どういう人付き合いをしてきたかによっても全然変わってくると思う。
例えば、我々の日常生活に於ける「身の上話」にしても、親しい間柄だから何でも話せるタイプの人と、全く知らない人にだからこそ何でも話せるというタイプの人がいる。しかもそれは一辺倒ではなく同じ人でもテーマによって入れ替わったりするもんだから、人の感情や心の奥底ってとっても複雑なわけで。
それを踏まえて主人公を、娼夫としての成長&性行為を通して自身の奥底と向き合うという展開は、結構見る者を選ぶのだろうなと思う。

ここまで書いて、読み直して、書き直してなんとなく整理できてきたのは、人それぞれの根っこにある物ってどういう方法で受け入れたり、向き合えたりするのか本当に様々で、今作は性行為というフィルターでもって、それと向き合い解放する事を投げかけているのかなと思った。
性行為は確かに独りよがりでは成立しなくて、相手を理解する事が自分を理解する事にも繋がる。逆もまた然り。そんな性行為を通して描かれる一人の娼年の母なるものへの想い。

多分、原作を読めばもっと理解が深まるのかな。
劇中で流れる音楽がとても良かった。序盤や終盤、エンドロールなど、ここぞという時に使われるムーディーでJazzyな音楽はかなり秀逸だった。
potato

potatoの感想・評価

2.9
まじでこれ友達と一緒に見たら盛り上がる笑

ずっと笑って見てた
お金で買うセックスなんてきっと虚しい寂しいのにそれでもお金を払ってそれをする理由って、自分の性癖を満たしてくれるひとが少ないから?それとも疑似恋愛として?
kuu

kuuの感想・評価

3.0
昼間っから見る映画ちゃうな。しかも仕事してる合間に。

テロールや戦争が世界じゃ起こっとるのが現実、外野から『世界にや人は犇めきあっとるし、色んな考えがありまんがな』と五条悟先生ったように考え一休さんみたいに云うんは簡単やけど、それじゃ何も解決しいひん。
なんてのはマジに分かる。
『自分は自分、人は人』ちゅうのは、至極当然な意見な様で、寅さんが云う『それを言ったら終しめ~よ』とコミュニケーションが成り立たへん。
それ以上進めないちゅう、無情の世の中。
せや、この映画はそう云うんちがって、温けぇ『人は人』を描きたいんかなぁて思う。S⭕X描写が下手やとか云うならば、ムータンのav見とる方がええと思う。
小説の方じゃ『娼年』は『逝年』『爽年』三部作の第一部やけど、映画は続編あんのかなぁ。
小説の方は、娼夫リョウの生活と意見を描く長篇小説。
リョウは世の中すべてに対して退屈だと感じている。
なんで、こないな便利な世の中になっとんのに、自分も同じ様に社会は退屈やと感じんのかは置いといて。
まぁどこにでもいそうな大学生(中々おらへんでこないな男前はってのは否めない)として登場やけど、御堂静香ちゅう女子との出会いが、
『娼年』娼夫としてリョウのデビューやな。
客の女子たちと言葉と身体バーディートーク(昔メタルバンドRattの曲にあったなぁ関係ないが)交流びびび、性の大海へとギコギココギコギ跋扈ん跋扈ん漕ぎ出していく姿を描いとる。因みに小説の続編『逝年』やと静香がエイズに侵されるちゅう悲劇が描かれ、性と背中合わせにゃある死ちゅうモティーフが正面から描かれるんやけど。
ついでに書くなら、三部作のトリ『爽年』じゃ、大切な人の死ちゅう嵐を乗り越え、改めて性ちゅう海の広さに眼を向けるリョウの姿が描かれとった。
リョウはこの物語の大前提に『この国に住む人たちの不幸の半分は、充たされない性から生まれている』そして、これから語られるのは『現代の性と【性の不可能性】を巡る現場からの報告』なんやと。
本能てのは、なんぼ満たしたかて、満たされへん、本能には、ある時は性に、また、ある時に睡眠を貪ったり、欲に負けて飯食いすぎたり。
抑圧した本能は怖いもんやわリビドー。
そんな、娼夫の利用客が持つブルッとくる心理描写がおざなりになっとるのはチョイ不満足やったかな。
娼夫が男前なんは理解出来るけど(実際にやっとる知り合いいたけどそない男前は少なかった、昔のホストもナンバーワンはパーフェクトな顔じゃなかった)、利用客は、あないに奇麗どこばかり揃えたらリアルさに欠けるかな。
自分は小説の方が好きやなぁ。
同じ松坂桃李の映画『孤狼の血』の続編は死ぬほど見たいレベルに対して、この映画の続編は1/4位望みます。
石田衣良さん著書原作小説を映画化する前から気になっておりましたが、先にこちらの映画を拝見してしまい、驚きと少々後悔の念が。。。松坂桃李さん演じる娼夫という大変難しい役どころを体をを張って演じられた点は評価するべきか否か、原作の意図するものとは恐らく少し外れたものであろう、少々安っぽいAVのようになってしまっている気がしないでもない。もう少し女性の体と心を丁寧に扱って欲しかった。ひた隠しにしていても女性も実はエロには貪欲なんだということを分かりやすく表現しているのはいいけど、もう少し、女性達はそれだけじゃない、そこにあるはずのない満たされない『愛』を求めて疑似恋愛的なものにお金を払ってきているのだということを繊細に丁寧に表現して欲しかったです。
下心満開で観た僕を誰か殴ってください。


おばぁちゃんのラスボス感。さすがに笑ってしまった。熟女好きではないということが分かった。というかなんだったんだあれは。
いかに自分が普通かを思い知らされた。
haizi

haiziの感想・評価

2.6
終始、半笑いで観賞。

女性に身体を売る男娼になった松坂桃李クンが、いろんな女性の欲望(つか、性癖)を満たしていくお話。。。

コレ、笑わせにきてるでしょ?!

延々と続く濡れ場。
それもラブシーンみたいな感じぢゃなくほぼAV。
和太鼓が鳴り響いた時には飲んでたチューハイ吹きそうになった。

まあね、愛情のない、欲望を満たす為だけのセックスなんて、端から観たら滑稽極まりないよね。

松坂桃李クン、本当にお疲れ様でした。
あぐり

あぐりの感想・評価

3.5
U-NEXTで。なんかこんなのもあったな的な。

Twitterで話題になってたと思うけど、内容がどうこうじゃなくてケツのために見とけみたいな感じだったかな…??人間ドラマを感じようと頑張ってみたけどあまり得られるものはなかった…w

あんまり下品すぎるともうそういうネタお腹いっぱい…いらないです…ってなるけど、なんやかんや最後まで観れたのはギャグとして笑える演出とかがあったからかな…
指折るシーンはさすがに直視できず。

ひろみさんがとても印象的。会話してるときの声とか好き。

一年で店再開されるけど、普通にまた摘発されるぞ!!!!というツッコミをしたくなる終わり方。

ただ世間で理解されない性癖を吐き出せる場所を必要としてる人もいるんだ、という意味で同情する。それに頑張って答えるりょうくんのサービス業向いてたんだね感。性行為に限らず、言えないけど理解してほしい受け止めてほしいみたいな気持ち自体はまああるよね。

役者総じてよく受けたねこの仕事っていう…特に子役とか…
松坂桃李の目の暗さがすごいなと思った。
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