冒頭、主人公が10歳の頃、フェリーニの『道』を両親に観させられたエピソードが出る。1980年代前半の話。どんな両親なんだろう、と思った。でも、劇中での両親のプロフィールは判然としない。わたしが『道』…
>>続きを読む見終わって大分経つのですが、本作が良作だった理由は樹木希林さんと黒木華さんの名演によるものと思います。ただ言いたいことはこうだ。毎日を慈しみ細かいことに五感を研ぎ澄ませ大事に生きていこうそうすれば平…
>>続きを読むお茶を習い始めた典子(黒木華)の人生を、お茶の稽古を交えながら描いた作品。
前半で「日日是好日」の意味を典子はその字面から単に毎日が良い日と解釈しますが、様々な経験を重ねながら終盤ではお茶の稽古を…
大きな起伏もなく話は淡々と進んでいき、大笑いすることも泣きそうになることも無かった。
が、なぜか気がついたら最後まで観ていました。話がす〜っと直接こころに入ってくるような不思議な作品でした。この感覚…
毎日が刹那的に流れていく今この時代に、今を大事にし、穏やかに歓喜し感謝することの大切さに気付かされる一作だった。
目の前にある事柄は気持ちの持ち方で見え方が変わる。単調な型を繰り返す茶道だからこそ…
(C)2018「日日是好日」製作委員会