アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌の作品情報・感想・評価

「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」に投稿された感想・評価

親子の話とおじいちゃんおばあちゃんが出てくる話は必ずボロ泣きする。

形あるものも形ないものも急速に消費されていく現代において、曲ができた背景とか物語ってなかなかフォーカスされにくいのではと思っていたから、こういった伝記映画とか裏にある物語を発信するメソッドがもっとあってほしい。
インターネットが普及して、学校でも情報リテラシーとかいろいろ教えてるだろうけど、どうしても我々の多くは表に見えるものだけで判断しがちだと思う。ニュースも新聞も、メディアは物事の片側しか報道していないから、その情報だけでなく自分の力でもう片側に焦点を当てて両側面を理解しないといけないよね。なんてことを考えてしまった。

歌がすごく良くて、作中数人が聴くのをやめられないと言っていたけどこれは事実でしかない😂笑
日本語版のエンドロールのことがたくさん書かれてたからわざわざYouTubeで探しちゃったよ。
映画館で嗚咽するほど泣いた。

書きたいことがありすぎてうまく言葉にできない、そんな作品。

どんな名曲も名画も名作も、その作り手の経験が乗せられて人々の心を惹きつけるモノになり得る。
満州戦争を戦い抜いたのち、アンパンマンを描いた、やなせたかしさんが仰ってたこと。まさにこの主人公の描いた歌もその通りだなと。
幼い頃から父親に暴力を受けて育った主人公が、父との葛藤を乗り越え歌手として成功する迄を描く感動の実話。苦悩の中で生まれた歌には力があり、聴く人々の心を揺さぶる。教会で赦す事を学び父とも和解し、父へ贈った歌、「I can only imagine」は全米で大ヒットした。苦難の道を歩みながらも距離を取ってた幼なじみの恋人と再会するラストは感動的で心に残る良い作品だった。
berumin

beruminの感想・評価

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父親の改心ぶりにびっくりしてたらどうやら宗教映画だった模様。
納得。
Noa

Noaの感想・評価

3.9
幸い英語バージョンで見ることができたので、最後のエンドロールまで余韻に浸れて良かった。
お父さんとの関係にめちゃくちゃ泣いてしまった
この日本向け上映バージョンは、ホントあり得ないくらい残念;;

本編が終わってエンドロールが始まった途端、余韻に浸る間もなく、日本人アーティストによるチープなカバーバージョンが流れて、すべて台無し(この映画の主題となった元の楽曲の歌詞や音楽性を、表面的にさえ取り入れられていない)。宣伝やバーター(?)のための こういった悪習は、金輪際なくなって欲しい (>_<)

映画自体は、実話ということもあって、人間ドラマとして惹かれるところがあり、涙腺が緩んだ場面もあった。

その一方、「アイ・キャン・オンリー・イマジン」の曲自体が、歌詞的にも音楽(メロディーなど)的にも共感しづらく、肝心のクライマックスでは、1回 観ただけでは あまり入り込めなかった。

個人的には、今やCCM系シンガーソングライターとしては大スターのエイミー・グラント(僕が'80年代に知った頃はポップシンガーの印象だったけど)との逸話がキーになっているところ。
どこまで事実かは分からないけど、ミラクルが重なる展開にワクワクした。
見た内容が全て吹っ飛ぶエンディング曲。耐えられなくて人生2度目のエンドロールで退場した記念すべき映画。本当にひどい。
まり

まりの感想・評価

2.7
背後団体がある映画にしては良かった。普通の映画として見れると思う。エンドロールまで見なければ。こういう映画もあるんだなあ、という人生経験になったし、それを最悪なかたちで知ることにならなかったのは良かった。この手の映画でもっとアレなのはいっぱいあるんだろうな。
ラウぺ

ラウぺの感想・評価

3.8
史上最も売れたクリスチャンソング「アイキャン・オンリー・イマジン」の誕生に纏わるエピソード。
暴力的な父のおかげで母は家出、バートは父のアーサーと二人暮らしでハイスクールに通うまでに成長したが、父が若い頃アメフトの選手だったこともあって取り組んでいたアメフトは怪我で挫折、代わりにグリークラブでミュージカルの主役になるまでになる。父と反発して家を出てからロックバンドのボーカルをするようになるが、今一歩のところで世に出ることができないでいた・・・

アメリカのキリスト教徒でないとこの歌のことはピンと来ないだろうし、神を称えることの素晴らしさを歌った内容がテーマでもあるので、映画の根本のところで共感できるかどうかは、人によるかもしれませんが、普遍的な意味での感動的な物語であることは間違いありません。

最恐の父アーサーをデニス・クエイドが演じ、これがまた『ハニー・ボーイ』のシャイア・ラブーフ並みに恐ろしい。
バートも言っているようにまさにモンスター。
とはいえ、暴力的だが、家族に対する愛情は彼なりに持っていて、それを表現したり、怒りをコントロールする術を心得ていない様子。
教会に行くことも頑なに拒否し、バートとの関係も完全に修復不能と思われるまでに破綻してしまいまいます。

母が出て行った経緯や子供の頃からの虐待のおかげでバートは父をどうしても受け入れることができないのですが、そのことが彼が真のソウルミュージシャンとして脱皮できない理由となっていることが描かれます。
運命の彼女に対しても、素直に向き合うことができず、これは父譲りの特性というところを窺わせます。

アーサーはどうしてもバートと新しい関係を築きたいと思っていて、バートが家を出てからもそれなりの努力をしているのだけど、やはりなかなか上手くいかない。
バートとアーサーがヨリを戻すきっかけから歌が生まれるまでのエピソードはあまりにも美しい、教科書的な、絵に描いたような感動物語なのですが、いささいか出来過ぎなどと思わずに、親子の和解と信仰の復活に至る奇跡を素直に見届けるのが正しい鑑賞法といえるでしょう。
感動ポルノだとか、宗教的美化などと思わない程度には、私もピュアな心で良い話としてこの物語を見届けることができました。
苦虫を嚙み潰したようなオヤジの顔に浮かぶ満面の笑みを見ると、『ライトスタッフ』でのゴードン・クーパーの若かりし頃とまったく同じ人物が、確かにスクリーンの向こうに存在していたのでした。
映像も音楽も素敵で良かった。
メッセージ性もありつつ重すぎなくてノンクリスチャン でも見やすいと思う。

父親との関係も見ていて辛かったけれど、最後はとても泣けた。
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