ジャーナリストvs覗き魔
これまたNetflixのぶっ飛んだドキュメンタリー作品でめちゃくちゃ面白かった。
ジャーナリストのゲイの元にモーテルを経営していたジェラルドから衝撃の告白文が届く。
経営しているモーテルの宿泊客の部屋を覗く。
年間2000〜3000人。
それを1966年から30年もの間行ってきていた。
1980年に実際にそのモーテルに訪れたゲイは彼のことを書いた本の出版を目指すのだが…。
覗きは研究のため行っている。
人間観察ですと断言するジェラルド。
彼が書き留めた膨大なノートには宿泊する人々の個人情報や行為に対しての詳細な内容、エッチの結末をデータベース化するなど確かに研究っぽいが人間として超ヤバい。
そんな彼と25年近く付き合い続け、説得し実名を入れた本の出版を進めていくが、こんなリスクを負ってまでジェラルドが公表する理由は分からない。
そしてジェラルドが語る内容には食い違う箇所も出てくる。
有名になりたいのか？
お金のためなのか？
そしてジェラルドの話はどこまで本当なのか？
中盤まではそんな展開で食い入るように観てしまいましたが、この作品後半にとんでもない事が起こります。
本を売りたいという同じベクトルにゲイもジェラルドもパワーを注いでいるので仲違いしそうなのにしない。
とにかくジェラルドの言葉に一貫性がなさすぎて本当にヤバい人。
ゲイも完全にやられたな。
とても面白かったです。
