ベラミー警部(ジェラール・ドパルデュー)はバカンス中だが、回顧録を出版していることもあり人気がある。
妻のフランソワーズ(マリー・ビュネル)とは今もアツアツだ。
滞在先にやってきたのは保険金殺人を疑…
夜ベッドに入ると次のシーンは朝かと思いきや、一連の出来事はすべてその夜のことで、そういえばそうだったなと後から思う。客の見送り、皿洗い、一段落着くとそこに非日常の用件が横断してくる。緊張と緩和の揺蕩…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
いかにもファム・ファタールな愛人が意外なほど影薄いシャブロルの遺作。なぜか見逃してた。ルコントの『メグレ』を最近見たからそっくりなキャラに感慨深いけど、そっちでは性的に枯れ切ったような男性像だったの…
>>続きを読むマンホールのシーンも良いし、ホームセンターで本棚の棚の木材の注文を受けてバックヤードに引っ込んでカートに木材乗せて帰ってくるスピードが尋常じゃなかったところ。お話の連続性もありつつ、各シーンの独立し…
>>続きを読む無限の選択肢の先に今があるということを、
選ばなかった選択肢のその先を、
人には人の事情があるということを、
映画には映っていない時間を、
撮られなかったショットを、
繋がれなかったカットを、
こん…
崖車焼死体,ワードパズル,自宅花踏みクレーム電話,ホームセンター,煮豚,チャイコフスキータクシー,野外社交ダンス,トロフィー,ダンス大会DVD早送り,ホームレススーツ着せ,酒倉庫,地球儀,牡蠣,法廷…
>>続きを読むシャブロル監督の遺作。
追記しました!
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刑事ベラミーは奥様と休暇中。
そこへ事件を匂わせる闖入者がやってくる。
闖入者に助けを求められたベラミーは彼の語る事件に耳を傾けるのだが…。…