石の微笑の作品情報・感想・評価

「石の微笑」に投稿された感想・評価

動かないいぬ登場。少し映画のことを気にかけてそう。地味に脚本の中にも滑り込む。
石像は何を眼差すか?
中本

中本の感想・評価

4.2
楽しいストーリーではないのに見ながら自分の顔がヘラヘラしていることに気づく。至近距離の会話でお互いどこを見ているのか。態とらしく鏡に反射する顔。素晴らしい場面を並べることしかできない。
しづお

しづおの感想・評価

4.2
好き。
エロ?ラブ? サスペンス?どこに転がるかよくわからない不思議な空気感にズルっと引き込まれる。犯人を追う警官…ってシリアスな場面に、ウンコ踏んで靴ズルズルするシーン入れたり、監督の余裕を感じる作品。
あちゃ

あちゃの感想・評価

3.9
やってくれましたシャブロルの本格ノワール。雨に濡れた彫刻女に翻弄される真面目な男の悲劇で、まさかのラストカットが印象深い。郵便配達は2度ベルを鳴らすのように砂浜へ、スカーレットストリートのように死んだと思っていた男が生きていて、公園ではラングのようにフラフープを転がす少年が通り過ぎ、汚名のように三階から地下へ螺旋階段を降りる。シャブロル?がヒッチコックが如く通り過ぎてウンコを踏んでしまうところにクスり。個人的には、母親の存在はなくて完璧な幽霊みたいな女にして欲しかった。
t

tの感想・評価

5.0
宙吊りの巧さと下世話さを兼ね備えた一級ノワールだった。石像に取り憑かれた男、ちょっとハードコアな妹(鼻ピアス)、不気味な洋館の地下に住まう謎の女(3階建?なのにわざわざ地下に住んでるっていう)、上階でダンスの練習に没頭する継母…青の使い方や呼び名への執着、テレビからの発信や車の移動やらもすばらしい。ブノワ・マジメルが残したパスタを食べる上司や警察に連れられた犬(警察署に無理やり持ち込まれた家庭像)まで余念がなくて◎。そしてローラ・スメットの強烈に猥褻な存在感。完璧です。
きみは石像と寝るような男なんだからあれぐらいの女にタジタジになってはいけないよブノワマジメル!
最初に出てきたときには一挙一動エロすぎて女家族全員狂わす長男かと思ったので残念です。嘘、面白かった
龍之介

龍之介の感想・評価

3.8
完全な人生のためにすることは4つ
木を植える
詩を書く
同性と寝る
人を殺す
真実の愛を求められ、後戻りできないと自覚しながらも帆を進める主人公。
シャブロル監督作品 癖になりますね。
家族思いのお兄さんが、どんどんと蜘蛛女みたいな悪女にはまりこんで 蟻地獄に落ちていく感覚。
何で早く 手を切らんのか、 結婚とかとんでもネェだろ!と言った観てる側の不安をどんどん掻き立てられる 面白さ。
ドアが空き 地下室に降りて行くカメラワークが 凄いです。
壁の染みとか実際そこに自分が居るような感覚に陥りそう。
ファムファタールの彼女、ローラ・スメットの目線が いちいち怖い。
santasan

santasanの感想・評価

3.4
2人の関係が唐突に進展しすぎる感は否めないが、魅せられるとはこういうことか。ただその相手の愛が狂気を孕んでいたとしたら…。じわじわ来る違和感は結構楽しめる。
フローラを慈しむ青年の姿がうつくしい。こういう屈折した愛の映画は好き。