石の微笑の作品情報・感想・評価

『石の微笑』に投稿された感想・評価

ルース・レンデルの原作をシャブロルが脚色監督したミステリー。妹の結婚式で出会った女性に恋をする青年。女は愛の証しとして様々な要求「をする。詩を書く、木を植える、同性とセックスをする、そして殺人を犯す…

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どこか憧れてしまうような、フランスの日常生活
そこに生じる亀裂は、不可解な行動を続けながら不可解な魅力を発散するローラ・スメットの存在そのものであり、この不安定性が映画をコントロールする事で、映画全…

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5.0

久々に再見したけど、やっぱり大傑作だと思う。
サスペンスとしては個人的には『CURE』とこの映画がずば抜けていると思う。

今の時代、ファムファタールものが解体されて再構築された(『本気のしるし』、…

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たつ
4.2

怖い。シングルマザーの家庭、冴えない長男と妹2人の家庭、妹の結婚式でセンタという女性に出会う。センタは長男フィリップに愛の証明を求める。

詩を作れ、木を植えろ、同性と成功しろ、殺人を犯せ。センタと…

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4.5

大事なところが省略されて、事が人物の語りの中にしか存在しないかと思ってた。確かなものはなにもない。二人の人物の距離が近い。集合写真で一人だけ虚ろな目をしてカメラを見てない、ってだけでこいつだ!って思…

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4.7

再見。傑作すぎてビビる。ブノワ・マジメルが隠匿する石像を何度も取り出すことが象徴するように奇妙な存在感を放つ背景の人物(ローラ・スメットもその一員)が停止から始動するまでの映画。レストランの従業員の…

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3.7

圧巻のクライマックス。この嫌な感じを増幅させる絶妙なテイスト、シャブロル作品の醍醐味の一つであろう。
中盤からの畳み掛けるその勢いはこちらのことなどつゆも知らずといったところで、ある種の力業でもあり…

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あ...
4.7

男が階段を降りる時

電話中にフェラされて「やめてくれよ」は笑いました。

石像に魅せられる様は「突然炎のごとく」、石像に似た女に魅せられる様は「めまい」、階段を登り降りして違う空間に出入りする様は…

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低体温のままうっすらと緊張を保ちつつ、異形さも垣間見せつつ先が見えないまま時間が進んでゆくのがとてもクール。オープニングもエンディングも(エンドロール含め)カッコ良い。すこし長さは感じた。
apple
3.9

メンヘラ女に沼る真面目男
家庭環境が複雑な人は、愛着障害を起こしやすいというが障害とかではなくサイコだ。
そしてあの姉妹、タイプ正反対だけど仲良くて可愛い!
途中までイチャラブ見せられてるだけだった…

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