ドイツにやって来た無名の作家は、ドイツ語が話せない。困っているところを、地元別荘地に暮らす、有名作家の妻に助けられる。彼女なしでは、買い物もできない。彼は作家夫婦の夕食に招待され、親密になるが、嫉妬…
>>続きを読むかなりおもろい。エレーヌの不倫の証拠を収めた写真がめくられる度に被写体に近づいていき、最後は単体では何の写真か判別できないようなノイズまみれの唇のアップになるところでめっちゃ興奮した。ちょっと薄味だ…
>>続きを読む✔️🔸『悪意の眼』(3.8)及び🔸『境界線』(3.5)▶️▶️
大寺さんのシネマテークを名乗る、文芸坐の催しは問題が多い。料金も作品を考えてもあり得ない高さだし、不定期の金曜日の19時に…
新文芸坐シネマテーク初参加。クロード・シャブロル特集。Part 5!ずっと池袋は縁遠かったので仕方ない。これからもっと通いたい。上映後の講義(1時間!)が とても聴きごたえあった。映画を観ている間な…
>>続きを読む孤独なフランス人ジャーナリストのアルビン(ジャック・シャリエ)は、ドイツ・ミュンヘン郊外の村に住む著名な小説家アンドレアス・ハルトマン(ウォルター・レイヤー)に関する記事を書くためにドイツに派遣さ…
>>続きを読むなんとも鼻につく男性作家による信頼できない語り。馴染めないドイツの田舎でブルジョワ夫婦に入り込む。外部からどこかを覗き込む。常にどこかを覗き、そこへ入り込もうと努力する。しかし、入り込もうとすればす…
>>続きを読む久しぶりにシャブロル監督作品を見た。この前に撮った作品が興行的に上手くいかなかったため、ジャンル映画の要素を増やすように制作したらしい。だからか、見やすくて純粋に楽しめた。
あるブルジョワの夫婦の…
憧憬、羨望、嫉妬、、、
飲めば飲むほど渇きを催す、
海水のような、他者への視線、
内側に目を向けずに、外側にばかり目を向けた男が、転落した奈落、
欲望に振り回される者は、いつしか己も業火に巻かれてい…