獣人の作品情報・感想・評価・動画配信

『獣人』に投稿された感想・評価

同じものを2回見せてスリルを予感させる。恋愛におけるスリルを殺人衝動という、スリルそのものみたいな材料で作っている。面白い
94
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面白そうと思ったけどハマれず。
最後うおー!と思ったけど、「トニ」観てたからトニのが好きだなあ。
4.0
このレビューはネタバレを含みます

画面上のスモークが徐々に増えていき、ある瞬間を境に晴れ渡る。エントロピーの増大と、その解消。
画面の連鎖が、物事を適切に、かつ物語に沿いながら紡がれていく。その手つきの鮮やかさよ。アップ、ミディアム…

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38
3.2
機関車は制御できても本能は制御できない。細かいストーリーは忘れそうな気がするけど、放心状態で線路を歩くジャックの画は記憶に残りそうな予感。
S
4.0

人間の理性がいかに脆く、暴力的な衝動の圧力にさらされているか。「好き」「大好き」「ぶっ殺す」が情動のグラデーションではなく連続する一つの線上に並び立つのがヤバい。同値であるがゆえに愛と憎しみは容易に…

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hasse
4.2
このレビューはネタバレを含みます

鉄道機関士ジャック(ジャン・ギャバン)は二面的なパーソナリティーをもつ人物として描かれる。表向きの顔は、職場の仲間から好かれ、自分が操縦する機関車に「リゾン」と愛称をつけるほど仕事に愛着を持ち、誠実…

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3.8

男が両方とも問題を抱えており、ラング版のグレン・フォードに当たる人物(ヒーロー)の不在が際立つ。突発的な衝動が存在そのものをサスペンスへ仕立て上げる構造。
特にジャン・ギャバンのそれは原罪的なもので…

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このレビューはネタバレを含みます
レールを進むことしかできない機関車

手の運動

ルノワールの撮る幻のような光を纏う女
3.6

ジャンギャバン目当て。犯罪ドラマで機関車が全編をとうして見れる作品。殺人の発作がある機関士のギャバンこの時期まだ腹が出ていない?監督ジャンルノワール、シモーヌシモン出演を綺麗に撮ってます。日本公開は…

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フランスの巨匠ジャン・ルノワール監督のサスペンス。
設定だけで観たくなっちゃうキャッチーさ。
殺人シーンのリアルさと男を惑わすファムファタールなヒロインが印象的。
1938年製作とは思えぬ美しい構図…

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