生きてるだけで、愛。の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「生きてるだけで、愛。」に投稿された感想・評価

Naoya

Naoyaの感想・評価

2.8
鬱による過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社で執筆に明け暮れながら同棲を続ける津奈木。お互いの関係を描いたラブストーリー作。主人公の女性は決してキラキラした生き方ではないかもしれないが、彼女こそ、彼女だからこそ今をヒシヒシと、濃密度で、痛烈に〝生きている〟と感じた女性はそういないのかもしれない。ひきこもりながらも自分勝手、働かずにダラダラ過ごし、手を差し伸べられても突き放し、意味もなく行動する、感情の波が激しく、痛々しさが過ぎるくらい重い場面ばかり。共感できるものばかりではないが、共感できないからこそ、彼女自身が、彼女さえ知らない自分の今を未来を〝生きている〟んだと強く感じさせられる力強さがある。主人公の寧子を演じた趣里の繊細さ、時には大胆さや、力強さ、そして危険さと、様々な豊かな感情表現が生きている姿を生々しく演じていて凄まじい。感情の緩急が凄まじすぎて追いつけなくなるくらい圧倒的な演技力。結末まで辿り着かないと、寧子の生き様の一端には触れられない物語であり、随所の寧子特有の不穏さからの、終盤の開放感が凄まじい。相手役の津奈木を演じる菅田将暉の雰囲気がキャラによく合っていて、寧子との対比が印象的だが、似てる場面もあるのがより印象に残る。
nagisa

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4.2
181119 新宿ピカデリー th-9
趣里の出演する作品を追いかけることになるでしょうね。
kitkitkit

kitkitkitの感想・評価

3.6
原作未読。
趣里の体当たりの演技が光る。
以前、舞台で見たときも、
体は小さいけど印象的だった。

主人公は引きこもりで躁鬱。苦しい。
分かるようで分からない。
分からないようで分かる。

人のことを理解するなんて、所詮ムリ。
それは恋人はもちろん、夫婦や家族でも。
それでも関心がないことほど、罪なことはない。。。

なんかイライラもしたけど、
そんなことを考えさせられた映画でした。
「見つかっちゃう」、この台詞のための映画なんだ〜。
生きてるだけで疲れてしまっていそうなあの人にも観て欲しいなー。
hono

honoの感想・評価

3.2
原作の小説が私のハタチの時のバイブルだったので、ちゃんとした評価ができない
けど、映画としてよかったと思うし、この主人公は趣里にしかできなかったと思う
深く感情移入できなかったことは、自分が成長した証だと、前向きに捉える
"赤"がすごく綺麗な映画でした
pim

pimの感想・評価

3.8
趣里さん演じる主人公の、背負っているモヤモヤまで見えてきそうな佇まい、表情や言動は迫力があって怖い位だった。
鑑賞中はハラハラしたり、腹が立ったりもしたけれど、最後まで目が離せなかったのは、ただの不安定な女に留まることなく、放っておけないような危うい魅力と繊細さを放っていた彼女の力が大きいと思う。

彼女の悩みや苦しみは今を生きる人には誰にでも当てはまるような気がします。
共感できるところも多く観て良かった。
onyi

onyiの感想・評価

3.0
演技は凄いし映像も音楽も悪くないのに、なんか残念な映画。
共感できる要素は少なく、エンタメで武装しているわけでもなく、かといって作品の思いも伝わらず、何が表現したいかも曖昧で、ただ高い技術しか印象に残らない。
菅田将暉と趣里の超絶演技対決。日本を代表する演技派の2人が、これでもかというくらい役に没入している。趣里に至ってはもはや寧子なのか趣里なのか分からないくらい。上質な芝居を観たい人は是非。

しかしまぁ、この世の生き辛さをとんでもないリアリティで描いており、さすがに観てて少し疲れた。ひとえに趣里の演技がスゴすぎる結果の表れではあるが。

映像はとにかく質感と色の使い方が見事。暗い中にポッと現れる明かりや差し色はホントに綺麗。監督は長編デビュー作とのこと、あの超絶演技を超絶演出で撮りきる神業監督だと思った。

映画好き、映画で語り合いたい人にはオススメ。
原作の、主人公が働く店の夫婦の設定を変えたことが納得できない。なんでも原作に忠実にする必要はないけど。

趣里も菅田将暉もいい演技してるし音楽もいいけど、なんか食い足らないものが残る映画だった。
nakako

nakakoの感想・評価

4.8
とても良かったです。原作も素晴らしいのでしょうが、ひとつの映画としても素晴らしく、趣理もさいこ〜〜。
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