副題の通り、「サロメの娘」の破壊と再構築。ミニマルでアンビエントな音と静寂。浮遊感のある映像にコトバがのり、体内に染み込み馴染んでくる。気怠くて、心地良い。観ていたいと言うよりは、感じていたい、とい…
>>続きを読む言葉・音に魂が載ることで画が動き出すような"逆"の映画でやばかった。
ひとつひとつの台詞が"本当"の連続で流れていってしまって結果何も覚えていない。鑑賞後"本当"の感触だけ残っていて心地が悪くてすご…
舞台でも(マームでもチェルフィッチュでもいいが)、青柳いづみが出てくる(いる)と磁場が持ってかれてしまう、それは映像でも健在で、このひとの演技(存在?)が、ある種のフィクショナルな空気感をもちながら…
>>続きを読む「あなたはわたしじゃない」
そう言って、あの人は私のまえからいなくなった。
あの晩、私は森の中で置き去りにされた。
獣のマスクをしたあの人は、私のお母さん、だったのだろうか?
どことも知れぬ白い部…