同じ場所に固定されたカメラが、縦移動やフレームイン/アウトを繰り返すヴィッキーやハオを長回しで捉える。閉塞的な空間は連続するカットや前景にある物(リカー、煙草、監視カメラの走査線までも)と人物の即物…
>>続きを読むオープニングがめちゃくちゃ良い。10年後のヴィッキーによるモノローグに合わせて、連綿と続く道と灯りを映し出す演出がキマっている。
全体的にブルーを基調とした絵作り多めなのが格好いい。
前半はひた…
芸術は引き算か。何を含めたくないか、と、それで空いた隙間を何で埋めるか、で、芸術は出来上がるか。
例えば、携帯電話。『憂鬱な楽園』とか『珈琲時光』でもちょっと思ったが、なんか物語の動きが携帯の通話で…
直近に鑑賞した「ポンヌフの恋人」との同様の愛のメカニズムがみられた。生活能力の剥奪による囲い込み。彼女の可能性を奪うことにより、2人という関係を維持する。ポンヌフでは彼女の視力が回復するという事実を…
>>続きを読む【00年前後の空気感は、これをもってエモいとしていた】
ストーリー:3.2
芸術性:3.9
演技・俳優:3.8
演出:3.3
感情の揺さぶり:3.3
2026年71本目。
2001年の空気感、質感…
久しぶりの台湾映画。
2001年の台北。ヴィッキー(スー・チー)は恋人のハオ(トゥアン・ジュンハオ)と同棲しているが、お互いに働きもせず荒れた生活にうんざりしていた。何度もハオと別れようとするヴ…