どうしてもこれがノスタルジックなものに回収できない/見えないのは、視点や語り自体が三人称的だとしても、ひたすらスーチーの身体や時間でフィルタリングされた個的な世界が、物語として理解するというよりも、…
>>続きを読むどれだけ見返しても摩耗されない。
個人の記憶の断片を繋ぎ、たまたま映画になった印象を抱く。どこからカメラを向け、どのように演出され、どう振り付けされ、どれだけの時間撮影し、編集でどれだけフィルムが切…
かなり好きなタイプの映画だった。とにかく何でもない街の風景が美しい。技術的な事はわからないけど、どうやったらあんな何でもない屋台の風景とかそういった美しくないものを美しく撮影できるんだろう。物語を楽…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
望遠で撮られたショットがフレーム内に映るもの・出来事を見逃させ、それが否応なく進む時間に置いていかれる感覚を惹起する。三宅唱が本作で繰り返される室内でのカップルの喧嘩のシーンの全てにおいて、全ておな…
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自分が生まれた年、2001年の話。
新しい時代(21世紀)で、都会の若者の刹那的、退廃的な生き方を捉えた感覚的な映画だと思ってたけど、それだけじゃなく観終わった後には深い余韻が残る。
今の生活…
あまりにも平成初期すぎる。部屋とか髪型とかメイクとか。内容はクズ男に振り回される女性の話。住む世界が違うと分かっていてもお互い依存し合ってて、離れなきゃと分かっていてもなかなか離れられない感じがうま…
>>続きを読む「10年前『彼女』は」とジャッキーの身の上を物語るのがジャッキー当人以外の誰だというのか?あくまで「彼女」を通し、今の自分を明かさない2011年の「わたし」(仮称)がどこにどうしているのか?夜明け…
>>続きを読む2000年代初頭の台北と夕張。閉じた世界で刹那的に生きる男女のなんて事ない日々。
大した事は何一つ起こっていないのに、色の使い方やあざとさのない長回しで延々と観ていられる不思議。朝方のアパートで不意…
オープニングがカッコイイ。長回し演出が凄まじく緻密で、映像設計、特に色彩の素晴らしさが際立つ。DV男と依存女のいさかいを長々と観せられても引き込まれていくのは何故か。そして唐突に登場する夕張の冬の白…
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