ここでの台風は少年少女たちの内に秘められた、夢のように非論理的な狂騒を画面に呼び込む装置にほかならない。
それが生起するにいたるまで、相米慎二のキャメラは、不器用さの印象をもいとわずに、夜のプールで…
中学生のころの、心と体が食い違う感覚が台風が来る前のゾワゾワと重ねられている。濃密。
1回目は映画館で。ムシャクシャした気持ちで嫌な授業サボって見に行ったのでその時の気分にすごくマッチして1週間く…
名前だけは知っていた。
淡い青春模様を描く作品だと勘違いしていた。
そこにあったのは狂気。
しかし、解像度は高く生々しい。子どもの不安定さ、悪意のない悪、かつてあった・あったかもしれない出来事が連…
高校受験を控えた夏、ある地方都市の中学生たちの青春群像劇。
公開が40年前ということもあり、モラルや価値観なんかはやっぱりずれているんだけど、子どもでもなく大人でもない思春期真っ只中の少年少女はい…
危うい子しか居ない
大学一回生の飲み会の翌日
傷跡見せる保健の先生己に酔いすぎだろ、加害者に近寄って欲しくねーし彼氏でもない男の子に泣きつく女の子もキツすぎる
おかえりただいまの子は本当にホラー
…
「理恵の頭がおかしくなったのは俺のせいだ」と言って、窓から飛び降りる三上くんが好きだ。
理恵が持つどうしようもないスター性が眩しくてヒリヒリとする。家出して東京に行くとか、三上くんの気を引きたいと…
自分たちではどうしようもできないほどの、内なる衝動とその爆発。
青春と呼ぶには、あまりにも鮮烈で、危うい。
冒頭のダンスシーンから心を一気に持っていかれる。
比較的冒頭部分
三上と理恵が…
うまく感想を言葉に出来ない。感想を書くという事は、具体的な事なら理解したことを言葉にするか、抽象的な事柄ならば感じたままを言葉にする事かと思うのだけれど、中学生と30歳の先生が繰り広げているかつて通…
>>続きを読む(C)ディレクターズ・カンパニー